拾陸ノ型 ページ17
炭治郎side
俺はカナヲと分かれた後、蝶屋敷を出発するための準備をしに、病室に戻っていた
「君が竈門炭治郎君??」
「はっはい!そうです!俺が竈門炭治郎です!」
「わぁ、私とっても貴方に会いたかったの!出発する前に会えて良かったわぁ」
この匂い…しのぶさんのお姉さんのカナエさんか?
「私は、元花柱・胡蝶カナエと言います。自己紹介が遅れてしまいましたね」
「あ!しのぶさんから聞きました!…前、上弦の弐との戦いで、肺を負傷したせいで、あまり戦闘に参加できなくなってしまった、と、、」
「…そうなの。でも、あの時、私が生き残れたのは、本当に奇跡だったのよ。そう、そのことで私は竈門くんに話をしに来たの」
俺に?何の話だろう?
「しのぶは信じていないみたいだけど、私は確かに見たの、人間を庇った鬼を」
「人間を庇った鬼!?!?」
どういうことだ!?それって、もしかしてAさんか…?
「上弦の弐が最期に私にとどめを刺すために、扇を振りかざした時、その扇がいきなり砕けたの。そしたら、例の鬼が私の前に立って、上弦の弐に攻撃をし始めたのよ」
「その鬼はどんな姿でしたか!?」
「ごめんなさい。あの時は、意識が朦朧としていたから、姿をはっきりと見たわけではないの…でも、あの独特の雰囲気は絶対に鬼だったわ」
姿を見たわけではなかったのか…
Aさんの手がかりを掴めるかもと思ったんだけどな、、
姿さえ分かれば、Aさんが人間側の鬼かどうか分かるのに…!
「上弦の弐が去っていった後、私に治療をしてくれて、、その治療がなければ、私は助かっていなかった」
「…治療をしてくれたんですか?鬼が??」
「えぇ。何か薬品を飲まされた気がするのだけど…あの時は、抵抗する力も残っていなかったから、されるがままになってしまって」
これが本当なら、Aさんはこっち側の鬼ということになる…!!
「それでね、話っていうのは、貴方の妹の禰豆子ちゃんが本当に人間を守るのかっていうのを知りたくて…ごめんなさいね、前話が長くなりすぎたわ」
「はい!本当です!もし時間があれば、禰豆子と会ってみますか?」
「えぇ!私が会っていいのかしら!?ぜひ会ってみたいわ!」
┈┈┈┈┈┈┈ ❁ ❁ ❁ ┈┈┈┈┈┈┈┈
作者から
カナエさんも生きてます…!(歓喜)
最終決戦は上手く調節するので、ご安心ください!
私も蝶屋敷行きたい、、(ボソッ)
100人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
コットンキャンディー(プロフ) - 尊いさん» そう言っていただき嬉しいです…!! もう少し更新頻度あげられるように頑張ります☆°。⋆⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝ (2022年3月29日 10時) (レス) id: 8d4bff6e85 (このIDを非表示/違反報告)
尊い - 続きが速く見たいです (2022年3月27日 10時) (レス) @page38 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
コットンキャンディー(プロフ) - tototmeさん» コメントありがとうございます! はい!遊郭編も書く予定です^^ まだ内容はそこまで詰められていませんが…(><) そう言って頂けると、とても励みになります! (2022年2月5日 23時) (レス) id: a6943b1018 (このIDを非表示/違反報告)
tototme(プロフ) - 今TVで放送している遊郭編も書きますか?コットンキャンディーさんの小説は面白いですから、書いて欲しいです。更新頑張ってください。 (2022年2月5日 20時) (レス) id: 1650f18dfa (このIDを非表示/違反報告)
コットンキャンディー(プロフ) - senaさん» ご指摘ありがとうございます、オリジナルフラグのことを理解していなかったので、助かりました! (2022年1月23日 13時) (レス) id: a6943b1018 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:コットンキャンディー | 作成日時:2022年1月21日 21時