ツキアカリ

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you side




放課後






颯「あっ！Aさん！！」



？「颯うるさい。ここ図書室」







授業で使った本を返しに図書室に行くと


昨日ぶりの和田くんが


こっちに向かって思いっきり手を振っていた






振り返そうにも大量の本を抱えていたため


ペコっとお辞儀すると


持っていた本がバラバラと床に落ちちゃって







颯「わっ、大丈夫？怪我ない？！
　 ていうか、Aさん天然？笑」




本積み重ねた状態でお辞儀したら


普通こうなるでしょ


と笑われて、少し恥ずかしくなった








拾ってくれた和田くんは


こっちに持ってきて〜と言い


受付がある方について行くと







颯「はい、徹くん。あとはよろしく！！」



徹「はぁー？持ってきたんだったら自分でやれ！
　 ん？....Aちゃん？」



「あっ、岩岡先輩....お久しぶりです....」



颯「えっ？！2人とも知り合いだったの？」





岩岡先輩とは、去年、


図書委員でお世話になったくらいで


それ以来、話したりはしていない





徹「いいから颯はこの本片付けてこい。
　 先輩命令な〜笑」


颯「えぇ、ひどい」


「あの、私が持ってきたからこれくらい自分で..」


颯「いや！Aさんはここで待ってて？
　 すぐ片付けてくるから！」






大量の本を戻しに行ってしまった和田くん





待ってて と言われたため


大人しく近くの席に座って待っていると


受付にいた岩岡先輩が隣にやって来た



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