恋愛スニーズ ((Yuri,C)) (ページ6)

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『ん？』

声が聞こえた方を向くと不貞腐れた顔をしている知念さん。

「だから、僕も''くん''で呼んでいいよって。何回も言わせないでよね…！」

分かった！？って、ちょっとキレながら言っている知念…くんの耳はほんのり赤くって、

『わ、かった。』

涼介「照れんなって、ちぃちゃん！」

涼介くんが、からかう？と耳が更に赤くなっていってる。
…すこーしほんのすこーーしだけだよ！？可愛いななんて、一瞬だけど。

涼介「それじゃあ、貼りに行こっか。」

『…あ、うん。』

「どこに？」

知念くんがド直球の正論を言うため、一歩踏み出していた足が静かにさがる。

涼介「だよね。うーん、どこがいいのやら。」

「僕、環境委員にしよっかな～。」

涼介「……あぁ、そういう事。んじゃ知念環境委員会やれば？あ、知念侑李の方。ふふ。」

一人で納得して微笑んでいる涼介くんと、なぜか涼介くんを見つめてた知念くん。

「ねぇ、Aもでしょ？環境委員。」

『うん！…って、呼び捨て？！』

そっちの方が気が楽でしょ？なんて付け足すキミ。

涼介「ほら、貼って来なよ…！薮も帰って来ちゃうぞ！ふふ。」

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