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くっ、くしゃみ星人っ！？！？
『なっ…！』
「あ、これからよろしくね！Aさんっ！」
ニコーって…、二カーって笑う、そこのキミ。
っていうか、
『なんで名前知ってんの！？』
「え〜、さっきの入学式、隣だったじゃん。」
『へ？』
まてよ、待てよってか綺麗な顔してらっしゃいますね。
…って、そこじゃなくて、隣…？
『あれ？じゃあ、苗字近いの？』
「え？同じじゃん。」
『え？知念なの？』
苗字を…、チネンを強調して、チネンユウリ、というキミ。
いや、チネンさん。
「ねぇ、涼介。この人さっきから、面白いんだけど。」
？「初対面だろ？優しくしろって。」
そう言ってるリョースケ？さんもこちらを向くと、あ！、っとか言いながら笑ってるし。
涼介「あ、俺は山田涼介！よろしく！」
『は、はいぃ。』
いや、キラキラ王子様っぽいスマイルで言われてもね。
…女子が好きそうな雰囲気？というか、女子に好かれそうな人だった。
涼介「仲良くしてやって、知念と。」
微笑みながら話しかけてくるのでつい、ついだよ？頬が緩む。
あ、これが王子様な…
「え、キモいよ。」
『うっ…。』
悪そうな顔をして笑いながら、浮かれている私を現実に引き戻すチネンさん。
ヤマダさんはというと、コント見てるみたい、なんて陽気に笑いながらやりとりを見ていた。
涼介「まあ慣れないうちは結構キツイけど、慣れたらゆる〜くやってけると思うよ。それじゃ、よろしくね〜。」
『え、あ、はい。』
「てかさー、涼介、なに自分のものっぽくしらっとよろしく発言しちゃってんの。」
涼介「はいはい、落ち着いてちぃちゃん。」
「その呼び方、やだってば…。」
ムスーっと小動物みたいな顔して怒ってる？チネンさん。
涼介「あ、あとはよろしくねー、Aちゃーん。」
『は、ははは。』
え、まじか。((
ってか、完全に私に押し付けてきたような言い方だったよね、うん。
そんなことを考えてたら、もう既に視界から消えているヤマダさん。
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作者名：さくら | 作成日時：2018年12月28日 16時
