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5話 ページ7

辺り全てが海。
先日倒した海賊船から奪った小舟と食料、後少々の財宝を拝借した。

ルカリオ「フタバ様、見てください!あそこにカモメが!!」
「ルカリオ、あれは食べちゃ駄目だからね。」
カモメ「クェ?!」
ルカリオ「分かってますって我が主。」

新聞を受け取ってみて見てみると、一面が海賊の事だった。それも私達の事じゃなく、白ひげやゴール・D・ロジャーの名前ばかりであった。原作を知っているフタバでも分かってしまう情報がそこそこあった。

「はぁ………少なくとも原作が始まる30年前って事か。」
ルカリオ「モグモグ それはどういうことですか?我が主。」
「ルカリオにも言っておかないとね。」

ちゃっかりと頂いた地図を広げて、この世界がどういう世界なのか、どれ程危険なのかをルカリオに説明した。

ルカリオ「その世界に俺たちは来たと言うことですか?」
「ルカリオにも見せたでしょ、私達がいるところでは有名な漫画だと。」
ルカリオ「はい。それは見たことがあります。海賊の世界だと言うこと。つまり俺たちはその世界に来たと言ったところ。」
「ルカリオ正解だよ。それも原作が始まる30年前の時代に。」
ルカリオ「30年前って事は白ひげ、ロジャーの時代ですかね?」
「その通り。」
ルカリオ「普通、あり得るのか?」
「正直私も驚いている。」

彼女が困惑しているのは、どうして私達がワンピースという漫画の世界に来てしまったのか、どうやったら戻れるのか、そしてこの世界でどうやって生きていくか…………

「確かこの時代の海賊は異常に強いはず。」
ルカリオ「じゃ、じゃあ俺たちの小さな船じゃ簡単に潰されてしまいますよ!」
「そうだね。」
ルカリオ「どうすれば。だって覇気がないとやっていけませんよ!」
「困ったね。だけどルカリオは覇気が使えるはずだよ。」
ルカリオ「覇気ですか?」
「うん。ルカリオは殺られる前に私が武装色使ってやったでしょ?」
ルカリオ「はい。そう言えばやってましたね。」
「つまりルカリオにも出来るって事だよ。」
ルカリオ「そんな簡単に……‥」
そう言って私はルカリオに殴りかかった。

ルカリオ「ヒョイッ 危ないですよ。」
そう言ってルカリオは私の武装色を纏った攻撃を避けて、自分も武装色を纏って交わした。

ガキンッ

「ほらルカリオにも出来たよ♪」
ルカリオ「あっ本当です!」
たわいもない話をしながら、
頂戴したエターナルポースの指す方向へ船を進めた。

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ちまき(プロフ) - 更新が遅れました (2021年12月8日 16時) (レス) id: ca29192432 (このIDを非表示/違反報告)
パンダ - 続き楽しみ (2021年11月25日 18時) (レス) @page29 id: 5b32033c63 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - トキさんがいるならおでん様もいるじゃん〜〜いいなぁ。 (2021年11月8日 17時) (レス) @page27 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - ルカリオ〜〜頑張れ〜〜 (2021年11月1日 16時) (レス) @page21 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
yamasakisengyo(プロフ) - ワンピースと転スラ、後はポケモンですかね? (2021年10月10日 14時) (レス) @page6 id: ca29192432 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:にゃんこ | 作成日時:2021年10月6日 0時

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