ポケモンのいる世界から大海賊時代の世界へ (ページ24)

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22話ページ24

お「つまりは妖術と言う事か！」
ルカリオ「妖術ではないと言っているであろうが！訳が分かりません！主も何か言ってください！」

白ひげ海賊団と別れ、光月おでんとその家族、それからイヌアラシとネコマムシを船に乗せ、ロジャー海賊団は海を進んでいった。

「えっと悪魔の実ではなくて、似た能力のことを技と呼んでいて、それを扱ってるのが私達なのです。これで理解しましたか、おでんさん？」
お「つまりは、おフタバと黒ウサギの助は妖術使いと言うことか！世界は広いんだな！！」
ルカリオ「違ぇって言っているであろうが！つか俺は黒ウサギの助と言う名前ちゃうわ！！」
「これはかなり、骨が折れそうだ。」

フタバとルカリオはポケモンの居た世界からONE PIECEの世界に来てから、もう7年という月日が過ぎていった。適応力を優れた二人は海賊がいる世界を何とか生き残っているどころか、海軍と海賊を始めとする世界からとても有名だ。更には、世界政府から危険視されている。

ルカリオ「主！あそこに港町があります！早く行きましょう。」
バ「穏やかな街だと良いが……･」
ルカリオ「そんなに心配なら、俺と主と行くか？」
バ「…………‥でも、まぁ、フタバとルカリオと一緒なら安全そうだし、行ってやっても良いが。」
ルカリオ「そうか……………ならお前は留守番だな。」
バ「いやいや、お願いします！連れてってください！！」
ルカリオ「よかろう。」
「こら、ルカリオあまりバギーを虐めちゃ駄目だよ！」
ルカリオ「はい。」

ロジャー海賊団の中で一番話しやすいのはシャンクスとバギーだ。歳が近いのも一理あるが、純粋に話しやすいのが大きいけど。

レ「フタバ、待ちなさい！ほら、こいつを持って行け！」
「レ、レイリーさん！？こんな大金貰えませんよ！」
レ「いつも働いてくれているだろう？今までの給料と思えば良い。」
「そ、それにしても多すぎます！！」
ギャ「お前は自分の欲がなさ過ぎる。俺もレイリーも、たまにはフタバの好きなモンを買ってこいって言っているんだ！」
「ギャバンさんに、レイリーさん………‥ありがとうございます！」

レイリーやギャバンは兄のような、父親のような、いや叔父と話している感覚に近い。彼等も始めは距離を置いていたが、二人の実力もそうだし、それに彼女には経理とか書類等の仕事のことで助けられている。気がつけば仲間と同等かそれ以上に可愛がるようになっていた。