ポケモンのいる世界から大海賊時代の世界へ (ページ13)

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11話ページ13

ロ「テメェ等、宴だぁぁぁ！」

「いや、仲間になるとは言ってませんよ！」

ルカリオ「お前等！ぜってぇ許さないぞ！」

ワンピースの世界に行ってもう数年が経つ。
ゴールド・ロジャーに捕まったフタバとルカリオは彼の船に乗せられ、いつの間にか宴に参加させられていた。

それは今から2時間前の出来事……

ロ「おい！待てよ！！」
「原作キャラに会うなんて聞いてないよ！」
ルカリオ「我が主！そんなことより今は足を動かしますよ！！」
ロ「おい！【ルカリオにフタバ】！俺の仲間になれって！！」

とある街を攻めてきた海賊を追っ払って、未来の三大将から逃げてきて、今度は未来の海賊王とその仲間達に追われる羽目になった二人はひたすら走っている。

「ルカリオ！一旦、二手に分かれますよ！」
ルカリオ「心得ました、我が主！」
「「「！！」」」

フタバはそんな言葉をパートナーであるルカリオに駆けながらアイコンタクトで合流場所を示した。それに察知したルカリオは、頷き路地へと小柄な体を生かして通っていく。
ロジャー海賊団と言えば、船長の性質がどのような物なのか理解していた。一度、決めたことは曲げることはない。つまり最近話題になっている【ルカリオとフタバ】を仲間にすると言えば船長の意思に従うだけ。

「はぁっ………はぁ！」

これは運が良いのか悪いのか。この街は住宅街が引き締めあっており、細い路地があちこちとある。逃げるにはうってつけだ。しかし反対を言えば………

「くっ！」

レ「やあ、お嬢さん。残念だからどうやらここで行き止まりのようだな！」

この島に来たばっかのフタバは、こんなにあっさりと路地の壁へと追い詰められてしまう。

「ゴールド・ロジャーの右腕である、シルバーズ・レイリーさんですよね？」

レ「可愛らしいお嬢さんに名前を覚えて貰えて光栄だ。」

「………‥それはどうもです。」

彼女は黒の帽子を深く被り口を噛み締めた。そんな様子にレイリーは余裕の笑みを浮かべておる。
誰がどう見ても逃げられない。