27話 ページ29
ロ「ロジャー海賊団を解散する!!」
そんな宣言をするロジャーは最初に船を降りた。
次に光月おでんが降りた。
おでんの次に降りたのは、フタバとルカリオだった。
「「「「フタバ!ルカリオ!!!」」」」
「皆さん!本当に楽しく刺激のある旅をっ、どうもありがとうございました!!」
ルカリオ「お前等、精々早死になんじゃねぇよな(泣)!!」
レ「縁起でもないことを言うな!」
ギャ「俺等の癒やしが〜〜〜!!」
「「「「うぉぉぉーーーー!!!」」」」
誰もが笑い、そして泣き…………・そうやって別れたのだった。
降ろして貰った場所は造船の街である、ウォーターセブン。ロジャー海賊団が世界一周し、約束の一年が経った。
「(/_;)グスッ…………やっぱり寂しい。」
ルカリオ「主!その気持ち俺も分かります。」
廃船島でしばらく二人は寄り添って泣いていた。
船が遠く見えなくなろうと日が沈もうと……………
男?「何、泣いてんだ?お前等!」
ルカリオ「俺と主は今、泣いているのが分からないのか!」
男?「ウサギが喋った?!」
ルカリオ「誰がウサギだ!!俺は主のパートナーのルカリオだ!!!」
「こら、ルカリオ!そんなこと言っちゃ…………・え?」
フタバは目を擦りながら振り返ってみると、そこには子供であるカティ・フラム………いやフランキーが立っていた。後ろには兵器らしきものの船があり、今にも動きそうだった。
フラ「あっ!思い出した!お前等、一年前にやって来た海賊の船に乗っていた奴らか。何だ、お前等も捨てられたのか?」
ルカリオ「捨てられてねぇ!俺と主は船を降りたんだ!俺と主は旅人なのだから。」
フラ「何だ、海賊じゃないのか。」
「そ、そうだよ。」
こんなタイミングで主人公ルフィの船に乗る船員に会えるとは思わなかった。フタバは言葉に詰まる。しかし、いつもの調子でフランキーに話しかける。
「貴方は確か、トムさんの弟子さんですよな?名乗り上げなくてごめんなさい。私はフタバ、それで隣にいるのが私のパートナーのルカリオ。」
フラ「パートナー?」
ルカリオ「俺はルカリオ!主の次に強いのだぞ!」
「家族のようなものよ。」
フラ「家族………か。」
フランキーは目を逸らし、彼女は優しく微笑む。
フラ「俺はカティ・フラム。周りからフランキーって呼ばれている。」
「フランキーさんね。そうだ!アイスバーグさんって何処か知っている?彼に造船を頼んでいるの。」
フラ「アイツならあっちにいる。」
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ちまき(プロフ) - 更新が遅れました (2021年12月8日 16時) (レス) id: ca29192432 (このIDを非表示/違反報告)
パンダ - 続き楽しみ (2021年11月25日 18時) (レス) @page29 id: 5b32033c63 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - トキさんがいるならおでん様もいるじゃん〜〜いいなぁ。 (2021年11月8日 17時) (レス) @page27 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - ルカリオ〜〜頑張れ〜〜 (2021年11月1日 16時) (レス) @page21 id: 1c08a873e8 (このIDを非表示/違反報告)
yamasakisengyo(プロフ) - ワンピースと転スラ、後はポケモンですかね? (2021年10月10日 14時) (レス) @page6 id: ca29192432 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にゃんこ | 作成日時:2021年10月6日 0時