有名な歌い手が海賊に？！ (ページ34)

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31話ページ34

「おいっ！大丈夫かよい、サッチ！！？」
「うぅ…‥。」

フタバ達が帰ってから1ッ週間が経った。
マルコ達がサッチに駆け寄ってみると、胸に剣を突き刺さっていて血が滲んでいた。
普通なら死んでしまうが、サッチは辛うじて意識があるようだった。

「ティーチが………‥」
ビ「ティーチ？」
エ「おい、マルコにビスタ！悪魔の実がねぇ！！」
「「何だと！！？」」

ビスタがサッチの言った人物の名を出すと、エースが箱から悪魔の実が無くなっていることに気づき、マルコ達に伝えた。

ーティーチがサッチを刺した。

そう彼はサッチを殺そうとして、悪魔の実を奪って逃げたのだ。

ビ「あ、おいサッチ！」
エ「許さねぇ。」
マ「エース、待つんだよい！」

サッチは犯人がティーチだと言うと、意識を失った。その様子を見たエースは、ティーチを追いかけるべく、飛び出してしまった。

ビ「！？……‥マルコ、サッチの傷が！！」
マ「！！？」

ビスタに言われてサッチの傷を見てみると、徐々に傷口が塞がっていった。その様子を見るビスタとマルコは、目を見開いていた。

マ「これはどう言うことだよい？！」
ビ「………‥これってもしかして、フタバから貰った『加護石』！！？」
マ「！！！………‥確かブレスレットにしてたよい！」

マルコとビスタは、サッチが『加護石』をブレスレットにしていたことを思い出し裾をめくった。
そしたら、『加護石』が光っていた。