【w.r.w.r.d!】転生しました�Α擲悒僖蹇�

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「A？」
『え！？あ、なに？』
「お昼は？って」




ロボロが私の前で手を振る

それに気がついた私は、ふと彼等のパンに目をやる




…お腹すいたな





なんて考えていれば、鬱先生がズイっと私の目の前に半分こしたものを差し出した



「僕お腹いっぱいやし、Aちゃん半分こせん？」
『え、でも…教室行けば……』

「俺のも食べてええよ、まだ話したいし」
「はいあーん」
『んぐっ！』

「ちょっ！？可哀想やろ！？」




問答無用で私の口にパンが突っ込まれ、鬱先生はへへへ。とニヤニヤした顔が抑えきれてない

ロボロが何かを察したのか、彼の頭を叩き少し顔を赤くした




「ほんっまに下心見え見えやな！」
「むっつりに言われたないです〜」
『うっま…生クリーム最高か？』








「……Aちゃんは、間接キッスくらいで揺らぐ子やないのは、知ってたで」

「……もっと照れてや」

『え？……あー、いやでも間接キスくらいなら誰とでも…』





「「しちゃあかんよ！？」」






この2人はなんとなくだが息があっている気がするわ



あの後、休み時間終了まで話をして


彼等のくだらない出来事に笑わせられ、あっという間に鐘が鳴る

卯月置いてきっぱなしだったな…と軽く反省をしながら、2人と別れて小走りで教室へ戻ろうとした


が




「…あ」
『あ』




道の角から現れたのは赤いマフラーと、緑のパーカー

そう言えばここは生徒会が主に使う空き部屋があるもんな、いて普通だよな




むしろなんで私がいるんだよって話ね

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