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『…あ、そろそろ帰らなきゃ』


深く問い詰めようとしたが、時間も時間だ

エーミールに、匿ってくれてありがとう。と頭を下げれば、いえいえ!と笑顔を返してくれて


図書室から出て、チーノがなんだか楽しそうに話し掛けてきた
記憶が戻ったからか、彼との距離は近づいた気がする



「Aさん5限目なんです?」
『確か…なんだったかな地学?』

「……サボりません?」
『え?』



チーノは少し照れながらも、私の様子を伺っていて
珍しい彼の行動に少し驚く


サボり…サボりか……

地学は別に点数悪くないし、内申点なら下がろうがどうなろうが私は別にいいが



『よおし、どこ行く』
「え、ホンマですか…!?」

『チーノは5限平気なの?出席率とか』
「平気です!屋上行きましょうよ!」

『わ、わかったから、引っ張ったら転ける!転けるから!!!』




グイグイと私の手を引くチーノ
なんだこんなに子供っぽかったか?
まぁでも、楽しそうだから良しとしようか

生徒達は教室内へ

卯月に『保健室で休む』とだけメールして私達は屋上に向かった


グルッペンの許可は取れてんのか?なんて気持ちもあったが、まぁ仕方ない

チーノが楽しそうに扉を開き、外の冷気が体を包む



『っ、さっっっむ!?』
「あは、Aさん寒がりなん?しょうがないですね、はい!」



空いていた手が彼の手に包まれ、ギュッとされる
気温が低いはずだが、彼の手は暖かい

私の手を取り、そこまで冷たくないことに驚いたのか「ほんとに寒いん?」と首を傾げる


『寒いわ』と返せば
「へぇ!!!」と何だかいつもよりテンションの高いチーノ

屋上の隅っこで風を防げるところを発見しそこに座った

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- 逆ハーになって来ましたねグヘヘヘヘ((( (7月2日 14時) (レス) @page46 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
暁郗 - ん”ん”っ、少しヤンデレてるzmさんいいですね好きです。応援してます。 (2020年11月9日 1時) (レス) id: 14cb33816d (このIDを非表示/違反報告)
オレンジジュース - Δ發疲れ様でした!はちまるさんも体調管理には十分気をつけてくださいね! (2019年12月25日 7時) (レス) id: ed71a26e06 (このIDを非表示/違反報告)
十字月紅楓 - Υ扱襪めでとう御座います!Т待してます! (2019年12月24日 23時) (レス) id: a74290f056 (このIDを非表示/違反報告)
ミイ - Υ扱襪めでとうございます!ゾムさん早く思い出してくれぇ。。。二番目の推しなんじゃあ。。。ゾムさんかっこよすぎかよ!?これからも楽しみにしてます! (2019年12月24日 21時) (レス) id: 86e29fa06f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はちまる | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年12月17日 18時

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