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御礼を言って私は帽子を被り直して指さした方へ歩く
クラスに辿り着くと副担任が慌てて私に頭を下げた
「ありがとう、助かったー」
『いえ、それでは』
「あれ、Aちゃんだ」
『楓ちゃん』
川の中から美少女が出てきて
彼女は嬉しそうに私に近づいてくる
水着姿が眩しいね
麦わら帽子のおかげで顔は守られそうだ
日焼け止め塗ってないからパーカーを着ている上半身はともかく下半身は死んだなコレ
「Aちゃん川下りしようよ」
『ごめん私水着は持ってきてなくて』
「えぇ…そっかそれは残念…あ、そうだじゃあそこで足だけでも涼んでいけば？気持ちいよ！」
『…じゃあ、そうしようかな』
断る理由もない
私は足の裾を捲りヒンヤリする水の中へ足を入れる
夏はこれだな…
卯月を連れてくればよかったと後悔しつつも、みんなが楽しそうに騒いでいるのを見て時間を潰す
そろそろ行こうかと川から出ようと足を出した時、遠くから「そこの子！危ない！」という声が響いて私は振り返ると、私と楓ちゃんのいた所に何やらボールらしき物が飛んで来ていて
大きさも速さも硬さも分からないまま、私は楓ちゃんを庇うように飛び出した
バシン！とボールは私の手に当たる、ぶつからなくて良かった
すごい勢いで飛んできたのはバレーボールでぶつかったら痛かっただろうな…なんて頭の中では思っていたが
『あ…ぶな！！っうわ！？』
「Aちゃん！？」
バッシャン！と音を立て私はボールを取った安心感で足元がふらつきそのまま川の中へ
向こうから走ってきたのは鬱先生とロボロで
私の事を見るなりロボロが顔を青くする
川から脱出して、軽く洋服から水を絞りTシャツから下着が透けないようにとパーカーの前を閉めた
それからボールを投げた2人に冷たい視線を送る
「ごごご……っごめ…ん」
「いやぁ、ごめんな？まさか人がおるなんて…」
『…ロボロ…』
「な、何でしょうか」
『…覚えておきなさいよ』
「…ひぃ…」
ロボロと鬱先生にしか聞こえないような声で囁き私は濡れたまましんぺい神の元へ向かおうとすると、隣を歩く楓ちゃんが「ごめんね、私のせいで…」と落ち込んだ顔で私の様子を伺った
『ううん、大丈夫大丈夫、そっちは平気？』
「平気、ありがとう」
『向こう戻ってていいよ、私着替えるだけだし…！』
「…Aちゃん」
『ん？』
「Aちゃんって言うんか〜！へぇ、ええ名前やん！」
何でこんな時に…
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フューラー - ペチュニアってブラジルの言葉では《たばこ》って言う意味…エモエモやん (2020年5月16日 19時) (
レス) id: 141378911c (このIDを非表示/違反報告)
落ち葉 - お願いします! (2019年12月1日 19時) (レス) id: cde8734165 (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - 落ち葉さん» コメントありがとうございます！全員パターンも考えていますがとりあえず完結を目標に目指してきたいとおもっておりますので、ご了承ください！よろしくお願いします！ (2019年12月1日 19時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
落ち葉 - オチが未定なのでしたら、全員のパターンを作ってくれないですか? (2019年12月1日 15時) (レス) id: cde8734165 (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - aityandao824さん» コメントありがとうございます、本日中に作成するのでもう少しお待ちください！よろしくお願いします！ (2019年12月1日 9時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
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