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syoppi side
『……え？』
間抜けな顔をしている
少し黙ってから『ど、どこへ？』と不安そうな顔をし始めた
少し黙ってから、嘘です嘘ですと誤魔化す
半分嘘じゃないけど
できる事なら、こんな苦しい場所になんていさせたくは無い
思い出して貰えないのも、多分死ぬほど辛いはずだ
『…私、そんな…辛そうな顔、してるかな』
「え？」
『ショッピが、辛そうな顔したから』
ふと先輩の言った言葉に顔を上げる
凄く切なそうな顔をしていた
そんな顔をさせたかったんじゃない
自分の中で何かが焦り思わず口が開く
「……俺は、自分の事忘れられてた時本当に苦しかった…誰も、誰も本当の俺を知らない…それが、本当に……でも無理に思い出させられへんやん…なら俺等も忘れるしか…っ」
『…ショッピ』
静かに店のBGMが流れた
先輩の顔が見れなくて
忘れたいなんて嘘だ
彼女もそれは望んでない
そっと伸びてきた手が俺の頭に乗り
『散歩しよっか、もうちょい待ってバフェ食べわ終わるから』と優しい声が聞こえた
俺は後輩
多分…ひとらんさんやしんぺい神さん、兄さんにはこんな顔しないだろう
もっと頼るのだろうか
俺が、力不足なのだろうか
俺が……
『え、払っちゃったの！？』
「はい」
『待って、ダメだそれは許さん、自分の分だけでも…』
「ええですよ、ほら行きましょ」
食べ終わった先輩の手を引いて再び外へ
ありがとう。と嬉しそうに笑った顔が、心臓をキュッと締め付ける
やっぱり見たいし守りたい顔はこれだ
『ねえどこ行くの？』
「さっきの話がちゃんと出来るところ」
『別にどこでもできるじゃん、学校ではちょっとあれだけど…ここ山だよ！？』
野道と言うよりは山道
てっきり虫にビビったりしてくれるとおもったが、やはりそこまで現実は甘くないか
危険な道はないがひたすら歩いて一時間程
木々から抜けて街全体が見下ろせる所
日はとっくに暮れていて、街灯が綺麗に輝く
先輩の顔を見ると目をキラキラさせていた
うん、この顔もこのリアクションも…前と全く変わらない
『…よく、街が見たくて山登って山頂の木の上で話したね』
「やっぱり、覚えてたんか」
『ショッピとの約束の場所だったからね、そりゃ覚えてるよ！あの景色を越すものないと思ってたけど…なんかこれもこれでありかも』
「…こういう時、記憶があって良かったって思います」
先輩の表情は先程よりも少し安心していて
俺は空を少し見て目を瞑った
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フューラー - ペチュニアってブラジルの言葉では《たばこ》って言う意味…エモエモやん (2020年5月16日 19時) (
レス) id: 141378911c (このIDを非表示/違反報告)
落ち葉 - お願いします! (2019年12月1日 19時) (レス) id: cde8734165 (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - 落ち葉さん» コメントありがとうございます！全員パターンも考えていますがとりあえず完結を目標に目指してきたいとおもっておりますので、ご了承ください！よろしくお願いします！ (2019年12月1日 19時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
落ち葉 - オチが未定なのでしたら、全員のパターンを作ってくれないですか? (2019年12月1日 15時) (レス) id: cde8734165 (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - aityandao824さん» コメントありがとうございます、本日中に作成するのでもう少しお待ちください！よろしくお願いします！ (2019年12月1日 9時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
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