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図書室の周りは本当に人がいない
扉には鍵はついておらず、中に入るが誰もいなくて
と、なると
奥の部屋に向かって足を進めて扉を引いた
「Aちゃん、お疲れ様です」
「終わった？」
『うん、ひと段落着いた！めっちゃいい匂いする…何これ』
本が並ぶ部屋の真ん中
机の上に広げられた美味しそうなお菓子につられて2人の前に座る
「確かマカロン好きでしたよね、あとチョコ」
「グルッペンとかオスマンとかとお茶会してたな…懐かしい」
『そうそう、私がクッキー作るの下手でさ…よく2人に味見してもらってた…2人同じクラスだっけ？』
置いてあるお菓子の種類は違う
2人は首を振り置いてあるマカロンを指さして
「こっちは俺のクラス」とひとらんが言った後に
「私のクラスはお化け屋敷です、因みにグルッペンさんと同じクラスなんですよ」と微笑んだ
『えっ！？グルッペンお化け役！？』
「なわけない」
「流石にあかんって止めたわ…ほら早くせんとお茶冷めてまうよ」
「火傷しないようにお気をつけて」
この2人は私の第2の母だよ
「そういえば」
『ん？』
マカロンを頬張るお昼過ぎ
ひとらんが私の方を向いて
「グルッペン達とは対面してるの？」と問い掛けてくる
首を振りマカロンが喉を通るのを待ってから私は口を開く
『ううん、グルッペンも会ってなければマンちゃんもまだかな…この間チーノと会って今日ショッピと会ったよ！』
「トントンさんはここで会いましたからね」
『めっちゃ嫌な顔されたやつ』
「ふふ、あの時不機嫌でしたから」
「そっか…Aさ、生徒会で情報調べられてるの知ってた？」
突然の暴露に思わず顔を上げる
エーミールがえ？と言いひとらんの方を向くと、ひとらんは
やっぱり知らないのか…と参ったように溜息をついた
調べられてるとは？
……いや、そのままの意味か
でも何でだ？
「この間シャオロンから聞いてさ、どうやらトントンが掻き集めてるらしいよ」
「…私達が関わってるからですかね」
「いや、俺達が関わってる事知らないはず…」
『学力とか体力とかで悪目立ちしてるからかな…』
「…あー…」
「そうかも」
気をつけなよ。と言われたが、トントンのどこに気をつけろと？
まぁあえて接触はしないつもりだけど
お茶を口に含んで、ふぅーと息をつく
時刻は14時をとっくに過ぎ、私は元に位置に戻らなければと席を立った
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りん - 私、この話読んでるときときどき泣いてました。そして100話！凄いですね (2020年3月11日 9時) (
レス) id: 2cbf0b2098 (このIDを非表示/違反報告)
茜(プロフ) - はちまるさん» 返信ありがとうございます。解釈があってるのか確認できて良かったです。作品大変面白かったです！更新楽しみにしてます (2019年12月24日 0時) (レス) id: d2182e9bad (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - 茜さん» コメントありがとうございます、そうです。変換されてないとの報告を受けまして今修正しました、読みにくくて申し訳ありません……これからもよろしくお願いします (2019年12月23日 23時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - ゆうさん» 私事ですが占ツク初心者でして自身のミスであれば直したいのですが、(友人)(美女)等の表記につきましては、携帯の方では通常に表示されていると思うのですが明日以降も続くようであれば問い合わせをしたいと思っておりますので申し訳ありませんが暫くお待ち下さい (2019年11月26日 0時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 色んな所で名前変換されてないのはバグでしょうか？ (2019年11月25日 23時) (レス) id: d5b9dc2666 (このIDを非表示/違反報告)
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