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sha side
あの日から俺に記憶が少しずつ戻り始めてきた
過去の事なんて知りたくもなかった
苦しい辛い負の感情ばかりだと思っていた日々が懐かしい
Aとの思い出話は途中までとなってしまったが、アイツの口からあの話は聞きたくない
エーミールとの会話で十分すぎるくらいだ
あの日の夜は、30分程Aの声が聞こえなくなり心配で室内へ向かったところ2人が寝ていて
エーミールをしんぺい神が、Aをひとらんが運び家まで送り届けた
頭の中に前世であろう出来事が1ページ1ページ埋まり
しまいには全部思い出せたと言っても過言ではない
そんな話をロボロにすれば
「お前もいつか苦しむ日が来る」と謎に背中を叩かれ
話を聞けば人それぞれの思い出し方があるようだ
俺やエーミールはAの死を受け止めきれなかった故に変な部分だけ思い出せなかったのでは？
という話で終わり
「話って何？」
「この間の話、の続きをしようと思ってな」
誰も居ない空き教室
夕日が室内を照らしている中
生徒会の集まりの時間までの間、俺は幼馴染の卯月と2人椅子に座り会話を交わしていた
普段はあまり話すことも無く、久しぶりに話したのはつい最近
頭の中にいたあの記憶を忘れたいと思っていたのが原因で勢い余って卯月に告白をしてしまった
もちろん返事はNo
フラれた後も気にかけていた方だ
彼氏の問題もあったが、何よりAが近くにいた事が一番の原因かもしれない
「俺、お前の事好きって言ったやん…覚えてないか」
「覚えてるっての…そこまで馬鹿じゃないわよ」
「…あんな「嘘なのも知ってる」…う、嘘やない…けど、あの時は焦ってて……」
「……Aでしょ、大体チラチラ見すぎなのよバレないと思ってた？Aにはバレてないと思うけど」
幼馴染はあまりにも男らしくて
俺が頭を下げたのを見て溜息をつく
恋心では無かった
そう言いたくて
でもお前の事も好きだって
中学の頃の事も謝りたかった
「言っておくけど、私別にアンタの事嫌いじゃないから…好きでも無いけど、ただAの事泣かせたらただじゃおかないわよ…あの子は私の友達、大切な子なんだから」
「おう」
「最近Aの周りに男が増えてきて困ってるのよね、ロボロくんとかエーミールさんとか…生徒会が揃いに揃って…目付けられたらあんた達のせいよ」
「…うん」
卯月は俺の顔を見るなり
「男ならそんな顔すんなよ」と背中を叩いた
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りん - 私、この話読んでるときときどき泣いてました。そして100話！凄いですね (2020年3月11日 9時) (
レス) id: 2cbf0b2098 (このIDを非表示/違反報告)
茜(プロフ) - はちまるさん» 返信ありがとうございます。解釈があってるのか確認できて良かったです。作品大変面白かったです！更新楽しみにしてます (2019年12月24日 0時) (レス) id: d2182e9bad (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - 茜さん» コメントありがとうございます、そうです。変換されてないとの報告を受けまして今修正しました、読みにくくて申し訳ありません……これからもよろしくお願いします (2019年12月23日 23時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - ゆうさん» 私事ですが占ツク初心者でして自身のミスであれば直したいのですが、(友人)(美女)等の表記につきましては、携帯の方では通常に表示されていると思うのですが明日以降も続くようであれば問い合わせをしたいと思っておりますので申し訳ありませんが暫くお待ち下さい (2019年11月26日 0時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 色んな所で名前変換されてないのはバグでしょうか？ (2019年11月25日 23時) (レス) id: d5b9dc2666 (このIDを非表示/違反報告)
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