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you side
『…ちょ、何してんの』
「浮気してるみたいだからさ、シメようと思って」
平凡なお昼休み
彼女の一言は重く
お腹いっぱいの後の眠気を一気に覚ましてくれた
卯月の手元には鉄バット
いや選択肢どうなってんの、他になかったのかよ…
本当は図書室にでも行こうと思ってたが、この様子じゃ殺人をされてもおかしくない
幸いクラスメイトはいない、がどこで見てるか分からないしその物騒なもんどうにかしないと
卯月は携帯を見つめてはイライラしていて
『そんなに好きだったの？』
「どういうことよ、私が尻軽みたいな言い方して」
『ナンデモゴザイマセン』
「はぁ、ほんっとに最悪…」
浮気つったってねぇ…
まぁ多分この様子だと誰が浮気相手かなんてすぐわかるけどな
彼女へ深く溜息をつき頬杖を付く
『いつも通りフレばいいじゃん』
「ね、いつもなら簡単に別れるんだけど…なんだろ」
『…結構ガチなんじゃん』
「うるさい」
『最近告白されたんでしょ、その人は？』
「Aにさ、幼馴染いる話してなかったよね？」
『あー、うん多分』
シャオロンがぼんやり頭に浮かび、それを振り払って卯月の方を向けば何だか遠くを見ていて
彼女は口を開いて、話し始めた
「シャオロンって幼馴染がいんのよ、私と違って金持ちで…元々この学校の人間で親同士が仲良いからさたまーに遊ぶくらいの仲でなんだけど、中学3年の頃アイツなんか変わってさ…なにかに追い詰められてるというか」
「…まぁ別に気にはならないし遊んでても普通だし、でも……ほんっとに時々2人で話してる時さ、私じゃない誰かを見てる顔をするんだよね………いや、実際あいつ私の事好きじゃないのに告白してきた気しかしないもんな」
『……そ、うなんだ』
「ま、私もあいつ恋愛対象としては見れないし普通に断ったんだけど…何となく罪悪感というか、あるじゃん？」
『卯月ってさ、案外人間味あるよね』
シャオロンを見ていてもそんな素振りは見えないし、多分見せてない
卯月だからこそ、気がつけるのかもしれない
卯月は「恋愛なんていいもんじゃねえな」といつものセリフを吐き、席を立つ
片手に持ってるバットを私に預け.彼女は教室から出ていった
このバットどうしろと？
そして2人が幼馴染なのは普通に驚く
私と卯月もプライベートの話をする程仲は良くない
友人だけれどもいつの間にどちらかが私達の間に線を引いたのかもしれない
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りん - 私、この話読んでるときときどき泣いてました。そして100話！凄いですね (2020年3月11日 9時) (
レス) id: 2cbf0b2098 (このIDを非表示/違反報告)
茜(プロフ) - はちまるさん» 返信ありがとうございます。解釈があってるのか確認できて良かったです。作品大変面白かったです！更新楽しみにしてます (2019年12月24日 0時) (レス) id: d2182e9bad (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - 茜さん» コメントありがとうございます、そうです。変換されてないとの報告を受けまして今修正しました、読みにくくて申し訳ありません……これからもよろしくお願いします (2019年12月23日 23時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - ゆうさん» 私事ですが占ツク初心者でして自身のミスであれば直したいのですが、(友人)(美女)等の表記につきましては、携帯の方では通常に表示されていると思うのですが明日以降も続くようであれば問い合わせをしたいと思っておりますので申し訳ありませんが暫くお待ち下さい (2019年11月26日 0時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 色んな所で名前変換されてないのはバグでしょうか？ (2019年11月25日 23時) (レス) id: d5b9dc2666 (このIDを非表示/違反報告)
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