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エーミールが我に返り奥の部屋から出てきた人物に向かって
「ちょうどいい時間ですね、おはようございますトントンさん」と言い
そして、見覚えのある黒髪と凛々しい眉の下にある赤い目
季節感などない赤いマフラーを付けた男に私は目を見開いた
「エミさん…もっと早く起こしてくれや」
「えー…しんぺい神さんがまだ寝かせてろって言うたんです」
「ペ神はホンマに…って……」
バッチリ目が合ってしまった
見すぎたせいか、彼の顔は嫌そうな顔をしていて
まぁそれもそうだ、傍から見れば私はただの一般人
いや一般人だけれども…エーミールに媚びを売る生徒会ミーハーとか思われてるだろう
彼はトントン
真面目かつ真面目で
常識陣かと思いきや考えは物騒
総統であるグルッペンを支え、みんなの世話をよくしていて母親みたいな奴
因みによく目の下に隈を作り眠たそうな顔をしていたが、相変わらずそのようだ
「エミさん、この子誰や」
「ん？あぁ…『トントンさんですよね！？わぁ私知ってます！』え？」
「…はぁエミさん、だから一般と一緒におったらあかんって…何まさか付き合ってたりしてん？」
「してませんよそんな…それに彼女は…『…』いや、ナンデモナイデス」
エーミールに牽制をしとりあえず黙ってもらう
トントンは私の顔を見て溜息をつき「行くわ」とぶっきらぼうに歩いて行ってしまい
『ぇええ〜！』とそれなりのキャラを演じて、図書室から居なくなったのを確認してから
ほっと息をついた
「Aさんって…もしかして生徒会苦手ですね」
『…エーミールさん、それ以上言ったら「すみませんでした」はい』
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りん - 私、この話読んでるときときどき泣いてました。そして100話！凄いですね (2020年3月11日 9時) (
レス) id: 2cbf0b2098 (このIDを非表示/違反報告)
茜(プロフ) - はちまるさん» 返信ありがとうございます。解釈があってるのか確認できて良かったです。作品大変面白かったです！更新楽しみにしてます (2019年12月24日 0時) (レス) id: d2182e9bad (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - 茜さん» コメントありがとうございます、そうです。変換されてないとの報告を受けまして今修正しました、読みにくくて申し訳ありません……これからもよろしくお願いします (2019年12月23日 23時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - ゆうさん» 私事ですが占ツク初心者でして自身のミスであれば直したいのですが、(友人)(美女)等の表記につきましては、携帯の方では通常に表示されていると思うのですが明日以降も続くようであれば問い合わせをしたいと思っておりますので申し訳ありませんが暫くお待ち下さい (2019年11月26日 0時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 色んな所で名前変換されてないのはバグでしょうか？ (2019年11月25日 23時) (レス) id: d5b9dc2666 (このIDを非表示/違反報告)
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