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私が死んだあの日
オスマンが言っていた通りみんなそれぞれの日々を過ごしていた
私が死んだ話は国全体に拡がって、大きな事件へと変わり
ただ、犯人と思われる人間が複数人上がった
ゾムとオスマンはその犯人を捕まえる為に情報を掻き集め
2人は最終的な目的は違ったが、やっていたことは同じだったようだ
オスマンが楓ちゃんを見つけたあの日、ゾムはその1日前に発見して部下達を使い偵察へ向かわせた
だが彼女の行方は不明
不審に思ったゾムは国外にも極秘で偵察に行かせた
けれど彼女は一滴の血も残さずにいなくなっていた
逃げているのなら捕まえなければと思っていたらしいが、ここまでくると誰かに殺されたのでは？という疑問が上がり
もしかしたらという賭けで、私の葬式にも来なかったグルッペンに目をつけたゾムが向かったのは、総統室の奥
扉を開けた先にいたのは
「もう既に息のない楓さんだったってわけやんな」
「グルッペンはずっとぼんやりしとったし、流石に殺した？なんて聞けんやろ」
「……さすがに俺もそれは無理やな」
「オスマンもなかなか言い出せんくてすまん……あの時言えばよかったんやけど」
「ええよ、俺もあの時はそれどころやなかったし」
「……なぁ、あいつが殺すほど殺意があったわけやろ…ならなんで思い出せてないんや……？普通なら…」
「俺は記憶思い出す前からあの女の事嫌いやったし…グルッペンもそうなってもおかしくは無いけどな……」
3人の会話が頭の中に流れる
ゾムやオスマンがみんなに言わなかった理由は、何となくわかる気がして
私も同じ立場だったら言えない
信じられないわけじゃない
信じたくないわけでもなくて
私がいなくても、時間は進んでいたという事実に少しだけ精神がやられていて
ただ、今そんなことで挫けている暇はない
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ﾏﾓﾙ - 小説タイトル｢414｣が抜けてますよー (2020年1月27日 10時) (
レス) id: b586f5dcc3 (このIDを非表示/違反報告)
ラテラル - 自分の靴の上にスノードロップがあったら普通に怖いですよね。読んでいたらこの花が出て来てビックリしました (2020年1月26日 22時) (レス) id: a6f89088d1 (このIDを非表示/違反報告)
雨宮 - じっくりと読んできましたが最高です。泣ける場面もあって…終わってほしくない！と思ってしまいます笑応援しております。頑張ってください！ (2020年1月26日 20時) (レス) id: 3cde28d88e (このIDを非表示/違反報告)
キアラ(プロフ) - 続きが気になるぅぅ!もう毎日！楽しみにしてます！もう通知が来たらはっ！転生しました｡か？って思ってすぐ占いツクールに来てしまいます笑とても面白いのでラストスパート頑張って下さい！ (2020年1月26日 10時) (レス) id: 9f6d02a74a (このIDを非表示/違反報告)
ロア - 面白すぎて泣きそう色んな意味ですごいです！これからも楽しみにしてます！ (2020年1月20日 18時) (レス) id: 4d25c318a8 (このIDを非表示/違反報告)
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