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『うわっ！？』
走馬灯とまではいかないが
一瞬見えた目の前に広がる青空にどうする事も出来なくて、これは運良くてタンコブだなぁと覚悟をして目を瞑る
目を瞑ってすぐに、私の腕が引かれ
「わ"！？」
と言う低い声が耳に入り
ドサッと私の下からお尻をつく音、そして嗅いだことのある匂いが私を包む
少し経っても痛みはこない、薄らと瞼を開ければ目の前に映ったのは先程の青空とは真逆の赤い瞳
……待て、私は
グルッペンの上に今
『っ、だっ！？？！大丈夫！？ごめん……！！怪我は！？』
血の気が引く
すぐに彼の上から退き、カバンを投げ捨て大慌てでグルッペンに怪我が無いか確認する
思いっきり踏み倒した
というよりは押し倒したに等しいか
手や足は大丈夫そうだ
おしりは強打しただろうがそこくらいか
頭も平気そうだし……
ここまでやって私は動きを止める
いや、過保護すぎたか
前世のグルッペンですらこんなに過保護だったか私は？
いやでも打ちどころが悪かったら……
と再び彼に目を向けると、グルッペンは目を丸めたまま私を見ていた
……いや、バカしたなこれ
一瞬の出来事過ぎてテンパってしまったが、普通にこれはやりすぎたな
グルッペンの目はまん丸だ
何も言うな、わかる
誰がどう見てもあの行為は私が悪い
『え、あ……あの、ごめんなさ「ぶっ……ククッ…」な、なんで笑うんですか！？』
「いや、Aさんもあんな顔するんやな…フフッ」
「しかも…あんな心配そうにするから…尚更……」
笑いが我慢できてないグルッペンは口を押さえながら座っていた
恥ずかしさ半分、私は腰を着いたままの彼に手を差し伸べて『本当に怪我は…』と首を傾げる
その手を見つめた彼は少しだけ動きを止め微笑んだ
「ない、大丈夫だ」
彼は私の手を掴み立ち上がった
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ﾏﾓﾙ - 小説タイトル｢414｣が抜けてますよー (2020年1月27日 10時) (
レス) id: b586f5dcc3 (このIDを非表示/違反報告)
ラテラル - 自分の靴の上にスノードロップがあったら普通に怖いですよね。読んでいたらこの花が出て来てビックリしました (2020年1月26日 22時) (レス) id: a6f89088d1 (このIDを非表示/違反報告)
雨宮 - じっくりと読んできましたが最高です。泣ける場面もあって…終わってほしくない！と思ってしまいます笑応援しております。頑張ってください！ (2020年1月26日 20時) (レス) id: 3cde28d88e (このIDを非表示/違反報告)
キアラ(プロフ) - 続きが気になるぅぅ!もう毎日！楽しみにしてます！もう通知が来たらはっ！転生しました｡か？って思ってすぐ占いツクールに来てしまいます笑とても面白いのでラストスパート頑張って下さい！ (2020年1月26日 10時) (レス) id: 9f6d02a74a (このIDを非表示/違反報告)
ロア - 面白すぎて泣きそう色んな意味ですごいです！これからも楽しみにしてます！ (2020年1月20日 18時) (レス) id: 4d25c318a8 (このIDを非表示/違反報告)
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