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「さ、Aさん…お話でもしようか？君には聞きたいことがある」
『……どうぞ』
「俺は大人しく聞いてるわ」
オスマンのくれたケーキが机の上に
グルッペンを思ってなのか、小さめのチョコレートケーキで
彼はそれを口に入れて再度紅茶を流した
グルッペンは質問だと言い、私のことを探り始めた
生まれや育ち
両親のこと
友達や卯月のことも
30分程会話をしてから、空気が少し変わった気がして
膝の上に乗せていた手に力が入る
「……君の学力、運動神経は人並みではないな、何かやっていたのか？」
『いいえ、生まれつきです』
「そうか、天が与えたものか…」
『…ま、まぁ…そうですね』
「生徒会の奴らと、何故あそこまで仲良くなったか聞いてもいいか」
『何故…？どうやって、ではなく？』
「……あぁ、理由が知りたい」
理由
そんなの、1つしかないのに
なんて言えばいいか、どう言えばいいのか
疚しい気持ちがある訳でもない
彼らが好きだから
大切だから
この間、関係を問われた時に言ったはずだ
それでも聞いてくるということは……
彼が聞いているのは、この先もこの関係を続けていくのかということだろうか
『…仲良くするのに、会話をするのに、一緒にいたいと思う事に……理由は必要だと思いますか？』
「…」
黙ったグルッペンは、私の事を見ずにその先を見ていた
怖いとは思わないが、脈が早くなるのは何故だろうか
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ﾏﾓﾙ - 小説タイトル｢414｣が抜けてますよー (2020年1月27日 10時) (
レス) id: b586f5dcc3 (このIDを非表示/違反報告)
ラテラル - 自分の靴の上にスノードロップがあったら普通に怖いですよね。読んでいたらこの花が出て来てビックリしました (2020年1月26日 22時) (レス) id: a6f89088d1 (このIDを非表示/違反報告)
雨宮 - じっくりと読んできましたが最高です。泣ける場面もあって…終わってほしくない！と思ってしまいます笑応援しております。頑張ってください！ (2020年1月26日 20時) (レス) id: 3cde28d88e (このIDを非表示/違反報告)
キアラ(プロフ) - 続きが気になるぅぅ!もう毎日！楽しみにしてます！もう通知が来たらはっ！転生しました｡か？って思ってすぐ占いツクールに来てしまいます笑とても面白いのでラストスパート頑張って下さい！ (2020年1月26日 10時) (レス) id: 9f6d02a74a (このIDを非表示/違反報告)
ロア - 面白すぎて泣きそう色んな意味ですごいです！これからも楽しみにしてます！ (2020年1月20日 18時) (レス) id: 4d25c318a8 (このIDを非表示/違反報告)
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