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あの後、始業式には間に合った
生徒会長の話で出てきた男に涙ぐみ、会長の横にいた男を見て涙ぐみ
ふと隣のクラスを見て涙ぐむ
なんなんだこの変な始業式は
久しぶりに聞く声と久しぶりに見る奴らに心臓が締められるばかりで
他の事など頭に入る事はなかった
それから数日後
クラス役員を決める時間での出来事
クラス委員は生徒会と関わることがあるせいか
あっという間に埋まり、その他の委員も呆気なく埋まる
1人1役と定められたルールの中、抜け殻の私は手を挙げてなかったせいで残り物を選択することになってしまう
そんな事どうでもよかった、早くこの感覚に慣れたいじゃないと息苦しい
黒板には卯月の字で、清掃担当のグループに私の名前が書かれていた
「もうAってば…私ちなみに学級委員の書記だから、覚えておいてね」
『うん、私何するの？』
「清掃担当は週に一回決められたところを放課後掃除をする人のこと！話くらい聞きなさいよねー…因みに同じグループの人から紙もらったから、今週は今日らしいわよしかもAは裏庭のゴミ集めだって」
『わかった、ありがとう…「A」ん？』
「何かあったら、相談してよね」
卯月が私の顔を見てから目を逸らしそのまま教室を出ていく
部活だろうか？確かバスケ部だったよな…
友人まで心配させて何がしたいんだ私は
ふぅと溜息をつき、渡された紙を見て裏庭へ向かおうとした時、目の前からゲラゲラ笑う聞き慣れた声
顔が上げられない、何やら楽しそうに笑っている
「なんやゾムお前！それ俺のやん！」
「ええやろどうせシッマサッカーしに行くんやろ」
「あ、ゾム帰るん？俺も今日部活や」
「シャオロンもおらんのかい！えー、ならこれ返すわ」
いつのも会話に等しいくらい、彼らの友情は変わってはない
私の横を通り過ぎて行くのを見て、寂しいなぁ…とボヤき3人の後ろ姿を見つめた
口に出した言葉は静かに消えて我に返る
気分転換！と声を出しスっと息を吸い顔を上げ、今度こそ裏庭へ足を進めた
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はちまる(プロフ) - とりかきさん» コメントありがとうございます、そう言って貰えると書いてる人間としては本当に力になります……！最終回までどんどん更新していくので付いてきて頂ければ幸いです、これからもよろしくお願い致します！ (2019年11月19日 21時) (
レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - 暁月姫さん» コメントありがとうございます！これからもどんどん更新していくので次回作もよろしくお願いします！ (2019年11月19日 21時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
とりかき - とても楽しく読ませていただきました！初めて夢小説にこんなに引き込まれました。感動しました！話の書き方とか、キャラの個性が出ていてとても読みやすかったです。最終回まで付いて行きますので更新無理せず頑張ってください。応援してます。 (2019年11月19日 21時) (レス) id: c7e9d6ff93 (このIDを非表示/違反報告)
暁月姫(プロフ) - 50話おめでとうございます！！この引っ張っていく？どうなるの！？どうするの！？って感じの書き方がとても好きです！これからも応援してます！ (2019年11月19日 20時) (レス) id: a049619d12 (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - まふゆさん» コメントありがとうございます！凄く励みになります……これからも作品共々よろしくお願いします！ (2019年11月19日 20時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
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