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風が吹く
ロボロのいる方へ顔を向けると、私の少し離れた場所からこちらを見ていて
動揺している私に気がついたのか、インカムを取る彼の姿が見える
「返事、いつでもええし、あの…あんまり、気にせんくても…ええから…！」
大声でそう言うとコチラに来て真っ赤な顔のまま
「帰ろうか」と笑っていて
私もとりあえず頷き、インカムを返そうとすると
「それ、持っといてほしい…」と言うので預かっておくことにした
屋上から出て、ロボロが少し焦りながらも会話を変えてくれて
明日の天気の話、月曜日は晴れるそうだ
校舎には誰もいなくて、ロボロと教室の前で解散することになった
「また、月曜日」
『う、うん…またね』
ぎこちないが残ったまま手を振り別れて、私は立ち尽くす
あれ、私…告白されたよな
……いや、ロボロに告白されたな？
前世ではそんな関係じゃなかったよね、私と彼は同期で同僚そして家族
頭の中がパンクしそうで、混乱していれば再び携帯の鳴る音に気が付き、飛びつくように出る
『げ、げどちゃん…』
「やっと出た、昨日作り過ぎた煮物が…って何その声……」
『私、告白された』
「はぁ、いやさっき…じゃなくて放課後聞いたけど」
『いや、それが…ロボロに』
「………………は？」
静かな沈黙後のひとらんの腑抜けた声
私の携帯を握る手には汗が滲み
詳しく聞かせろ。と食い気味のひとらんの電話を切り
そのまま頭を抱えしゃがみ込む
……ヤバいのでは？
兄さんにメールを適当にして、私はこれまでに無い走りで保健室へ
明かりがついているのと、先客がいないのを確認して扉を大きく開け
『ペ神ーーーーーー！！！』
と白衣姿の男に泣きついた
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はちまる(プロフ) - とりかきさん» コメントありがとうございます、そう言って貰えると書いてる人間としては本当に力になります……！最終回までどんどん更新していくので付いてきて頂ければ幸いです、これからもよろしくお願い致します！ (2019年11月19日 21時) (
レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - 暁月姫さん» コメントありがとうございます！これからもどんどん更新していくので次回作もよろしくお願いします！ (2019年11月19日 21時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
とりかき - とても楽しく読ませていただきました！初めて夢小説にこんなに引き込まれました。感動しました！話の書き方とか、キャラの個性が出ていてとても読みやすかったです。最終回まで付いて行きますので更新無理せず頑張ってください。応援してます。 (2019年11月19日 21時) (レス) id: c7e9d6ff93 (このIDを非表示/違反報告)
暁月姫(プロフ) - 50話おめでとうございます！！この引っ張っていく？どうなるの！？どうするの！？って感じの書き方がとても好きです！これからも応援してます！ (2019年11月19日 20時) (レス) id: a049619d12 (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - まふゆさん» コメントありがとうございます！凄く励みになります……これからも作品共々よろしくお願いします！ (2019年11月19日 20時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
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