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彼は思い出したかのように
「俺はひとらんらん、学年は1つ上だけど何かあったら気軽に話しかけて」と手を差し出した
『Aです、って知ってますよね…よろしくお願いしますひとらんらんさん』
「…ひとらんでいいよ、仲良くなった記念に呼び捨てしていい？」
『？どうぞ…！あ、またここに遊びに来てもいいですか？書類に詰んだ時とか』
「ふふ、いいよ…俺この時間帯には来るようにしてるから、何かあったら来てね」
手を握りひとらんさんの手伝いを軽くして、カバンを持ち外へ出る
この人とは上手くやっていけそうだ、謎の確信を持ち歩いていれば
「おやおやおやぁ？」と言う声と2人の影
ひとらんさんが
「逃げてるんだっけ？」と聞いてきたので
『あんまり関係はとりたくないですね』と返せば、短くわかった。と返事がくる
その3秒後
グンっと手を引かれ
「舌、噛まないようにね」と声を掛けられ私は気がつく
『ちょ、ちょ待ってえ！？！？！？』
「あはは、大丈夫安心して…俺しか知らない道あるから…ゾム達撒くくらいなら任せて」
ひとらんさんが走る方向、そこは森
ガサガサと走るひとらんさんに手を引かれ後ろから探す声がやまない
そして森を抜ければ見知らぬ街だと思ったが違うようだ
ガヤガヤとする世界に目を丸めた
『あ、この間の花屋』
人の多い街、私がこの間言った花屋が見えて安心する
「うん、寮の近くだから…」
『あの、ありがとうございました』
「いいよ、それじゃあA……これからもよろしくね」
ひとらんさんはヒラヒラ手を振り私に背を向けて先程の道を辿り帰っていく
…いや待て
『私靴下……最悪だ』
真っ黒になっている靴下と手に持っている上履きを見て、半泣きになりつつも今日の夜静かに校内に行くと決めた
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はちまる(プロフ) - M、ムルさん» 不愉快な思いをさせてしまい大変申し訳ありません。すぐに訂正致します、ご指摘ありがとうございます (2020年5月2日 19時) (
レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
M、ムル(プロフ) - クソ親衛隊はないと思います。親衛隊だって好きだからああいう事をしているだけですし、それは失礼かと。というか、私達もいったら親衛隊みたいなものです。 (2020年5月2日 19時) (レス) id: 7bb3108b13 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - はちまるさん» 返信ありがとうございます。更新も続編も気長に待っていますね！更新いつもお疲れ様です (2020年4月20日 13時) (レス) id: 51c14942b2 (このIDを非表示/違反報告)
はちまる(プロフ) - のんさん» コメントありがとうございます…！更新頻度遅くなり申し訳ありませんでした、続編もいずれ出しますのでその時はよろしくお願い致します……！！ (2020年4月20日 12時) (レス) id: 1addced01b (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - この作品もう更新しないんでしょうか… (2020年4月17日 17時) (レス) id: 51c14942b2 (このIDを非表示/違反報告)
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