１話 ―出逢い― ページ3
時は変わって入学当日。
列車の中で一人座って今後のことを考えていると、偶然傍をリリー・エヴァンズが通った。
「ここ、座っていいかしら？私たち、座るところが無くって…」
「どうぞ。僕も一人は淋しかったから」
「ありがとう。…セブ、いいらしいわ」
やはり、リリーの後ろにはスネイプ先生がいた。
「はじめまして、僕はA・ロビリア。君たちは？」
「私はリリー・エヴァンズよ。彼はセブルス・スネイプ」
スネイプ先生は、僕を見向きもせずにそっぽ向いてしまった。
これは、先が思いやられるなぁ…
まぁ、嫌われたとしても気付かれないように陰で支えるけど。
「エヴァンズさんにスネイプさんね。よろしく」
「リリーでいいわ。同じ新入生でしょう？」
「それなら僕の事もAで構わないよ」
「分かったわ。…ほら、セブも挨拶くらいはしなきゃ失礼でしょう？」
「………よろしく」
嫌々ながらも顔をこちらに向け、 そう小さく呟いた。
「うん。よろしくね」
満面の笑みで返すと、余計に顔を顰めた。何故だ……
「ところで二人は、入りたい寮とかある？」
やはり最初の話題といえば、これだろう。
元々コミュニケーション力がないから、これしか思いつかないだけだけれど。
「私はグリフィンドールよ。Aは？」
「僕はスリザリンかな」
「そうなのね。セブもスリザリンがいいらしいの。一緒になったら面倒見てあげてね」
「彼には僕は必要ないかもしれないけど、仲良くしてほしいな。 君もね、リリー」
「ええ、もちろんよ。寮が違ったとしても、貴方とは仲良くなりたいわ」
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たまち - 面白い！更新待ってます！! (2020年5月7日 2時) (
レス) id: 2384b40b81 (このIDを非表示/違反報告)
ノルシャ(プロフ) - 更新楽しみに待っています！！ (2019年2月9日 9時) (レス) id: b860529f0f (このIDを非表示/違反報告)
りお(プロフ) - 夜月 零夜さん» ありがとうございます！更新頑張りますね！！ (2018年11月12日 21時) (レス) id: 9785c0b503 (このIDを非表示/違反報告)
夜月 零夜 - 面白いです！続きが楽しみです！更新頑張ってくださいね！！ (2018年11月12日 21時) (レス) id: 4eecf6d1f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りお | 作成日時：2018年6月2日 21時
