ちびな男子 に

ごじゅうろく　リク ページ9

中間side



照史とシゲが風邪で倒れて、神ちゃんが和也とみっちーを連れてお粥をあげにいって。



俺らはなんとなく暗めの雰囲気で朝ご飯を食べて。早くに終わっちゃったから片付けて、洗濯とか掃除系に回る。



道枝「お腹空いたぁ。」



神山「あ、ありがとうな。」



中間「いいえ、神ちゃんたちの朝ご飯、温め直しておいたから、ゆっくり食べ。」



長尾「みっちーの、はい！」



道枝「ありがとぉ。」



神ちゃんたちが食べてるのを見ながら、俺らは家事に専念。



藤井「流星、俺と冷えピタ交換しに行く？」



大西「うん。」



2人共マスクを持って、部屋の方に居なくなっていった。



神山「あの2人おらんと、静かやねぇ。」



小瀧「まぁな。しかも、いつも元気な2人やから、余計心配やな。」



あんまり不安を子供たちの前でさらけ出すのもあれやけど、でもこれは隠せへんから言ってまえって感じ。



濱田「風呂掃除終わったで〜。恭平、ちゃんとズボン履いて。」



高橋「はぁい。」



西畑「和也、ゲーム後で一緒にやろ？」



大橋「うん！」



まぁでも、こうなってしまった以上、気を付けることしか出来んから、なにわたちに移らんようにすることだけやな。



神山「ごちそうさまでした。」



道枝・大橋「ごちそーさまでした！」



神ちゃんたちも食べ終わって、流星たちが帰ってきて。



藤井「そこまで熱も高くないから、すぐに下がるやろ。」



小瀧「そっか。」



なら少しは大丈夫そうやな。



濱田「神ちゃんも気を付けるんやで？体弱めやねんから。」



神山「分かってるって。」



小瀧「大吾、なんか遊びたいのあるんやなかった？」



西畑「あ！これ！」



って、人生ゲームを出してきた。



西畑「見つけた！」



中間「どこで？」



西畑「そこの、おもちゃのところ。」



濱田「じゃあ、絶対照史やな。」



中間「照史しか考えられんな。」



買ってきた張本人が居らんのは悲しすぎるやろ。




午前中は2人の様子を見つつ、人生ゲームをして過ごした。



お昼ご飯のお粥を持って、シゲの部屋に。



中間「シゲ〜？お、起きてるん？」



重岡「まぁ、結構体軽くなってん。」



中間「そりゃ良かった。これ、お粥。」



重岡「えー、もう飽きてきてんけど。」



中間「ほら、今回は溶き卵入りやで。」



そういうと少しだけ目を輝かせた。子供か。

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