ちびな男子 に

ろくじゅうなな ページ21

松村side



事務所から頼まれてなにわ男子とジャニーズWESTさんのシェアハウスに。ジャニストさんが大阪でお仕事があって、明日までこっちに帰って来ることは出来ないみたいで。



俺らがシェアハウスに来ると、樹やジェシー、慎太郎にビビってなにわ男子が後ろに隠れちゃって。



俺と高地にくっついて。でも、俺はまぁ、みなさんご存じの通り、人見知りなんだよね、うん。



藤原「北斗ぉ。」



ただ、俺はなぜかみっちーだけは近づけないようになにわの兄組に固められてる。なんでだろ。



西畑「何で、北斗くん、みっちーに近づけへんのやろって思ってます？」



松村「まぁ、はい。」



西畑「みっちーにあんなにキモイこと言うからですよ。」



あぁ、確かにドル紙であんな伝言板残したからかな？



でもあれは長尾くんにしか……あ、でも読めば分かるのか。



大橋「北斗くん、今のみっちーには会わせられない。」



松村「そ、かぁ。」



何か、悲しい事言われたけど、正論でしかないからどうしようもない。



藤原「あ、でも、みっちーが、遊んでって言ったら、遊んでね？」



松村「もちろん。」



なんだか精神年齢高めな感じだね、あの接することすら叶わないあの3人とは違って。



これが経験者なのか。歴の差か。



さすが、芸歴最長18年。



藤原「んぅ、もう一回寝たいぃ。」



松村「今日早かったの？」



大橋「いつもね、朝ご飯作る神ちゃんと一緒に起きてるから、早いよ。」



松村「そうなんだ、ほら、寝て良いよ。」



膝の上に寝かせると、大橋くんがタオルケットを持ってきて。



大橋「はい、お昼のねんねのお布団。」



藤原「んぅ、トントン……。」



あ……そっか、今は先輩じゃなくて、子供なのか。



松村「はい、ねんねして良いよ。」



お腹辺りをトントンして、すぐに夢の中に。



大橋「んふ、丈くん可愛い。」



西畑「そやね。」



こんなにも最年長に甘々なんだね、珍しいかも。



松村「確かに、可愛い。先輩だけど。」



？？「ふぇぇぇぇぇぇぇぇぇ！」



誰かの泣く声が聞こえてきて、俺は藤原くんを寝かせてるから2人に見に行ってもらった。



大橋「どうしたん！？」



西畑「北斗くん！」



松村「何、どうしたの？」



そこには、号泣してる長尾くんと、しょぼくれてる慎太郎、どうしたら良いのか分からなくてオロオロしてるJ2。カオスだね。

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