ちびな男子

ご ページ7

中間side


二手に分かれて家に物を取りに行ってるんやけど、まぁ元気やな。



子供ってこんなに体力あるんや。



長尾「淳太ぁく？」



中間「どうした？」



長尾「のど乾いた！」



え、可愛い。



中間「じゃあ、俺ん家着いたら近くにコンビニあるからそこで何か買おうか。」



あ、俺親バカなれる自信あるわ。



もうかなり親バカやろうけど。



藤井「俺運転するからおおにっちゃん誰かお願い。」



濱ちゃんが受け取って、出発。



高橋「りゅうしぇいく、こりぇ。」



元々舌足らずの恭平が喋るとなんかより幼く感じるんやけど。俺だけかな？



大西「きょーへ、も、こーれ。」



何をやり取りしてんのか見てみたら、さっきの楽屋に置いてあった飴ちゃんを交換しとる。



濱田「おー、優しいなぁ。」



親戚のおっちゃんか、あんたは。



長尾「俺も、持ってるの！」



あ、多分神ちゃんが持たせたな、これ。



中間「誰かにもらったん？」



大西「神山くんに、あめちゃんどうぞって。」



やっぱり。



藤井「もうそろ淳太ん家着くで。」



中間「はな、近くのコンビニに停めてくれへん？なんか飲みもん買おうや。」



俺は手前で降ろしてもらって、荷造り。なにわたちが待っとるから早めにな。ツアーの時とかに化粧品系はまとめてあるから、それの延長ってことよな。



パッパと終わらせてコンビニに。



長尾「淳太く、あのジュースが良い。」



中間「あれな？今取ったる。」



パックのリンゴジュースを取ってやるとにっこにこ。



ほんまに可愛すぎやろ。



長尾「たかぁしく、どれにした？」



高橋「俺はな、こぉれ。」



そっちはオレンジか。



大西「桃！」



選んでるものがもう可愛い要素しかないやん。



中間「そこのイケメンと馬、あんたらは選んだん？」



藤井「え、ええの？」



中間「なんでアカンねん。はよ選び。」



俺もコーヒーを選んでレジに。



車に戻って、流星と濱ちゃんの家行って、そのあとなにわの家に。



向こうよりかは人数が少ないから早く新しい家に着いて。少し待っとくか、ってことで車で待機。



長尾「俺ら、これからどうなるん？」



高橋「分からんけど、このままでもやりたい！」



大西「絶対な、可愛いって言われるで！」



やっぱり、この子らはプロやな。っていう思考と同時に向こうが最後の人の家を出たとLINEが来た。

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