さんじゅういち リク ページ34
藤井side
みんなで朝ご飯を食べ始めたんやけど、丈が愚図っちゃって神ちゃんが困ってて。
神山「ご飯は？食べへんの？」
藤原「お腹空いてなぁい。」
あれ？いつもはしっかり目に食べてるんやけど、今日は違うんか。
藤原「寝るぅ。」
眠いだけとは思えんけど、もうほとんど目が開いてへんから眠い事だけは確かなんよな。
神山「じゃあ、抱っこでねんねでもええ？」
片手で丈をトントンしながら抱っこして、もう片手でご飯食べとる。器用すぎん？
桐山「食べ終わったらそのままでええから、丈を寝かせてき？」
神山「ごめん、よろしく。」
俺らが食べさせながら食べてる間に神ちゃんは食べ終わってて。
神山「じゃあ、丈寝かせてくるわ。」
しばらくして俺らも食べ終わって。
大西「丈くん、大丈夫？」
藤井「んー、まぁ大丈夫やろ。」
りゅちぇにはもうお見通しかもしれんけど、一応な、大丈夫やろって言うといた方が安心するかなって。
桐山「流星、これ神ちゃんたちの部屋に持って行ってくれん？」
藤井「あ、ええよ。……冷えピタってことは、」
桐山「まぁ、そういうことや。」
熱出てもうたんか。
藤井「りゅちぇも来る？」
大西「うん。」
藤井「じゃあ、おいで。」
りゅちぇを抱っこして神ちゃんたちの部屋に。
コンコン
藤井「神ちゃん、冷えピタ持ってきたで。」
神山「ありがと、丈に貼ってくれん？」
完全にグズグズやんな。
藤井「りゅちぇ、丈に貼ってあげよ？」
ペタ、と丈に貼ってあげると、目がうっすら開いて。
藤原「ちゅめたぁ。」
神山「りゅちぇが貼ってくれたんやで？」
大西「早く元気になってね！」
藤井「熱、どんくらい？」
神山「8くらい。」
微熱ではないんか。でも子供からしたらきついよなぁ。しかもあんまり熱出ないんやったらなおさらやろ。
藤井「いっぱい神ちゃんに甘えるんやで？こっちは気にせんでええから、丈の傍にいてやって？」
神山「うん、ありがと。」
神ちゃんたちの部屋を出て、リビングに戻ると、すぐにシゲと和也に質問攻め。
重岡「なに、風邪？」
藤井「うん、多分。」
大橋「丈くん、大丈夫？」
藤井「神ちゃんが付いてくれとるから、安心し？」
大橋「うん！」
よし、俺らは俺らのやるべき事やるか。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 314人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なおたん - 何となく見てみようかって思って読んでみたら、めちゃくちゃ面白かったです。これからも頑張ってください (2023年3月10日 3時) (
レス) @page38 id: 13cadd47a3 (このIDを非表示/違反報告)
おずんぼ(プロフ) - ぱたぱたさん» リクエストありがとうございます。少しお待ちください！ (2023年1月4日 7時) (レス) id: 0f935c1a4c (このIDを非表示/違反報告)
おずんぼ(プロフ) - 芝原瑞果さん» リクエストを2つもありがとうございます！少しお待ちください (2023年1月4日 7時) (レス) id: 0f935c1a4c (このIDを非表示/違反報告)
ぱたぱた - はじめまして！リクエストいいですか？大ちゃんがめちゃくちゃ甘えん坊になるお話が見たいです。普段お兄ちゃんしてる分たくさん甘えたくなったって感じでお願いします。 (2023年1月3日 20時) (レス) id: a7a726468f (このIDを非表示/違反報告)
芝原瑞果(プロフ) - もう一つリクエストで重岡くんと桐山くんが風邪で倒れてwestとなにわちゃんが協力して看病する話です。 (2023年1月3日 19時) (レス) id: 0e05e8da71 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：おずんぼ | 作成日時：2022年12月1日 19時
