さんじゅうきゅう ページ42
重岡side
照史たちから、なにわたちの記憶が無くなったらしいっていうのを聞いた。でもどうしようもないから沈黙。
神山「なら、教えればええ。それでうっかり思い出したらラッキーやん。」
ってなったからそれぞれこんな事があったんやで？って丁寧に教えとる最中。
重岡「和也……。」
大橋「んー、分からんけど楽しい！」
あぁ、完全に気ぃ使わせとるやん。
重岡「和也はさ、思い出したい？」
大橋「……うん。みんなと楽しい事したんでしょ？」
重岡「まぁ、楽しいだけじゃないけど。」
大橋「でも楽しいなら思い出したい！」
これは和也のポジティブさに救われた。
重岡「そか。じゃあこれの後な？」
地道に一日かけたら急にこんなことを言われた。
大橋「シゲぇ、思い出したぁ。」
重岡「ホンマ！？」
大橋「うん！俺はなにわ男子なんよね？」
重岡「おん。」
大橋「シゲの、後輩！」
重岡「っうん。賢いなぁ。」
和也の事を褒めてやると、もっと笑顔になって。可愛
いな、なんてひっそり思う。
大橋「シゲも、すごい！」
重岡「え？なんで？」
大橋「俺らにいっぱい教えてくれた！」
あぁ、もう出来た子やわ。
これはお母さんに感謝した方がええやつやな。
重岡「和也は、ええ子やね。」
大橋「そぉ？でもね、俺、みんなに笑顔になってほしいねん！」
重岡「うん。」
大橋「まずはシゲたちから！」
重岡「じゃあ、なにわたちの事も笑顔にしてやるんやで？」
大橋「うん！」
俺らはきっとこれから先救われるんやろな。
大橋「……シゲぇ、お腹空いた。」
重岡「じゃあ、一緒にご飯作るか。」
クリスマスにもらった子供用のも取り出して、冷蔵庫を覗いて。
重岡「ほな、お手々洗おな？」
ちっちゃい手と一緒に洗って。
重岡「じゃあ、これ洗おうか。」
すんごいスムーズに料理が進むんやけど。
大橋「んふふ。」
重岡「楽しい？」
大橋「うん！」
流石に火を使うのは危ないから、みんなを呼んできてって言うて。
みんなが揃った頃に出来上がった。
重岡「じゃあ、お手伝いして〜。」
手伝ってもらって準備満タン。
全員「いただきます！」
ワイワイしながら食べて。
大橋「美味しい！」
重岡「おぉ、ホンマ？それは和也が作ったからやで？」
大橋「うん！」
あぁ、可愛い。
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なおたん - 何となく見てみようかって思って読んでみたら、めちゃくちゃ面白かったです。これからも頑張ってください (2023年3月10日 3時) (
レス) @page38 id: 13cadd47a3 (このIDを非表示/違反報告)
おずんぼ(プロフ) - ぱたぱたさん» リクエストありがとうございます。少しお待ちください！ (2023年1月4日 7時) (レス) id: 0f935c1a4c (このIDを非表示/違反報告)
おずんぼ(プロフ) - 芝原瑞果さん» リクエストを2つもありがとうございます！少しお待ちください (2023年1月4日 7時) (レス) id: 0f935c1a4c (このIDを非表示/違反報告)
ぱたぱた - はじめまして！リクエストいいですか？大ちゃんがめちゃくちゃ甘えん坊になるお話が見たいです。普段お兄ちゃんしてる分たくさん甘えたくなったって感じでお願いします。 (2023年1月3日 20時) (レス) id: a7a726468f (このIDを非表示/違反報告)
芝原瑞果(プロフ) - もう一つリクエストで重岡くんと桐山くんが風邪で倒れてwestとなにわちゃんが協力して看病する話です。 (2023年1月3日 19時) (レス) id: 0e05e8da71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おずんぼ | 作成日時：2022年12月1日 19時
