いち ページ2
藤原side
今日はなにわ男子でのお仕事。最近はもうみんな忙しくさせてもろて。ありがたい話よな。
大橋「おはよ〜。」
西畑「おはようさん。」
大橋「そうそう、さっきすれ違ったスタッフさんから栄養ドリンクもらったんやけど、要る?」
西畑「もらおうかな。みんなは?」
道枝「俺気になるんで欲しいっす。」
長尾「みっちー飲むなら。」
高橋「みっちーと謙杜が飲むなら。」
大西「じゃあ、俺も。」
大橋「丈くんは?」
まぁ、なんか怪しげやけど栄養ドリンクなら多分大丈夫やろ。
藤原「いる。」
大橋から手渡されたあの独特な茶色というか、そんな色の小型の瓶を手にして、みんなで乾杯。
なにわ「か、かんぱーい。」
味は、よくある栄養ドリンクの味。変なところは今はなさそうやな。
西畑「あー、なんか、不味くはないからええか。」
高橋「にしても、なんで7本なんすか?」
大橋「…なんかな、多めに買ったのが違う種類で、欲しいのはちゃんと買えたから偶然会った俺にって。7本は偶然ちゃう?1週間、とか?」
道枝「うわぁ、なんか、なんとも言えない味。」
長尾「せやね。」
まだこういう系の飲み物には慣れてないみっちー、謙杜、流星は眉間にシワを寄せながら顔を見合わせとる。
大西「なんか、眠くない?」
西畑「確かにぃ。」
そんなことあるか?と思っとったら確かにじわじわ眠気がやってきて、そんなことぼんやり思ってたらもうみんなはほぼ夢の中。
せめて俺だけでも起きてないと、って思ったけどやっぱり睡魔には勝てんくて。結局は座ってたソファーの背もたれに体を預けて寝ていた。
やけにすっきりして目が覚めた時、寝たときとは明らかに違う視界。なんやろ、低いのかな?分からんけど。
時間を知りたくてスマホに手を伸ばした。あれ?届かん。ってか手変やないか?
藤原「ん、あ、う、うぁぁぁぁぁぁ!!」
俺、ちっちゃなってるやん!?
なんで?なにかしたっけ?あ、あの飲み物?
考えれば考えるほど怖い。
藤原「ふぇ。」
次々とメンバーが起きてきて、俺を見てビックリして自分の体を見て更に驚くっていう連鎖で。それすらも今はすごい怖くて。泣いたらアカン、って分かってるのに勝手に涙が出てきた。
藤原「ふぇぇぇぇぇぇぇ!」
ガチャ
??「大丈夫か?」
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なおたん - 何となく見てみようかって思って読んでみたら、めちゃくちゃ面白かったです。これからも頑張ってください (2023年3月10日 3時) (レス) @page38 id: 13cadd47a3 (このIDを非表示/違反報告)
おずんぼ(プロフ) - ぱたぱたさん» リクエストありがとうございます。少しお待ちください! (2023年1月4日 7時) (レス) id: 0f935c1a4c (このIDを非表示/違反報告)
おずんぼ(プロフ) - 芝原瑞果さん» リクエストを2つもありがとうございます!少しお待ちください (2023年1月4日 7時) (レス) id: 0f935c1a4c (このIDを非表示/違反報告)
ぱたぱた - はじめまして!リクエストいいですか?大ちゃんがめちゃくちゃ甘えん坊になるお話が見たいです。普段お兄ちゃんしてる分たくさん甘えたくなったって感じでお願いします。 (2023年1月3日 20時) (レス) id: a7a726468f (このIDを非表示/違反報告)
芝原瑞果(プロフ) - もう一つリクエストで重岡くんと桐山くんが風邪で倒れてwestとなにわちゃんが協力して看病する話です。 (2023年1月3日 19時) (レス) id: 0e05e8da71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おずんぼ | 作成日時:2022年12月1日 19時