・ ページ9
午後は1個だけ終わらせたら雑誌撮影はおしまい。
藤原「流星、ちょっと謙杜と出かけてくるわ。大吾に聞かれたらそう言っといてくれへん？」
大西「ん、ええよ。」
どうせ俺も、家に籠るだけやし。
藤原「ありがとな。」
道枝「りゅーせーくん！帰りましょ？」
大西「…おん。」
そういや、丈くんが病気やって分かってから遠出とかしてへんかも。
丈くんもそうやけど、俺らもロケ以外で出かけるとか無くなった。
1番遠くて病院で、その帰りとかにスーパーよったりしよるから。
遠目の買い出しとか行きたいなぁ。
でも改めて、俺らの過保護さが分かったかも。
まぁもうちょい考えなアカンかもな。
西畑「流星、みんなが揃う次のオフ探してくれん？」
大西「……5日後。」
西畑「ほな、その日にちょいと出かけようや。」
大西「え、ええの？」
西畑「行こうや！」
大ちゃん、ほんまナイスタイミングやな。
道枝「やったー！」
西畑「そや、丈くんと謙杜は？」
大西「なんか、行くところがあるって。」
西畑「ふーん。」
大橋「んで、どこ行くん？」
西畑「その辺のショッピングモールは？買い物とかあるやろうし。」
確かに、シェアハウスしてから必要やと思ったものとかあるしね。
普通に楽しみかも！
高橋「車とかあるんすか？」
西畑「事務所の借りようや。カメラは回さんけどな。」
大橋「よっしゃ！仕事頑張ろー。」
西畑「ほら、最近みんな丈くん心配しすぎて楽しめてへんやろ？やから、ちょいとみんなで楽しもうやってことや。」
大橋「うわ、やっぱ大ちゃんリアコやん！」
西畑「リアコちゃうし！丈くん見てみぃや。」
大橋「あれはお化けや。」
西畑「俺は流星一筋なの！」
大橋「ようボイビに浮気しよるやん。あと正門とかにも。」
西畑「うっさいわ！はっすんは丈くんだけを愛しとればええの！」
大橋「当たり前やん。」
もう、ええわ。
道枝「流星くん、何か買うものあります？」
大西「…うーん、メイク道具とかはちょっと欲しいなぁ。」
道枝「あー、みんな使ってますもんね。」
大西「そやねん。ちょくちょく泥棒おるんよ。」
対策なんてめんどくさいし、どうせメンバーやから多めに買っておくだけでええかなって。
ピロン
大西「ん？」
道枝「丈くんっすか？」
大西「遅くなるかも、やって。」
高橋「なにしてんすかね。」
大西「さぁね。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 134人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：おずんぼ | 作成日時：2022年8月29日 11時
