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道枝side
道枝「ただいまぁ！」
藤原「おかえ、り。」
道枝「プリン？」
大橋「そう。食べる？」
道枝「あ、じゃあ食べたいっす。」
大橋くんがプリンを持ってきてくれて。
道枝「いただきまぁす。」
もうみんなは食べ終わってて。
道枝「……なんか、めっちゃ視線感じる。」
大橋「誰ぇ？」
藤原「そんなん、大橋、しか、おらん、やろ。」
大橋「えぇ！？」
丈橋劇場を見せられて戸惑う俺と、興奮する大吾くん、そんな大吾くんにも目もくれず真顔でスマホで自分の顔を見てて。
ほんま自由人か。B型多めやん。ってか、大吾くんもAB型やからB型の部分もあるんやったわ。
道枝「……はぁ。」
その直後に流星くんが帰ってきて、俺が縋るような感じで見つめたら呆れてた。
長尾が帰ってきてやっと時間が進んだきがした。
藤原「大橋、が、悪い。」
大橋「いやいや、丈くんが勝手に始めたやん。」
また始まった。
西畑「そんなんせんで！俺の心臓がもたん！」
大橋「はいはい。」
そうして夜ご飯の支度を始めた大橋くん。
西畑「はっすん、何か手伝おか？」
大橋「じゃあ、これ切ってくれへん？」
西畑「はーい。」
藤原「いつまで、これ、見れるかな？」
道枝「多分、丈くんが願い続けたらいつまでも見れますよ。」
藤原「そっか。」
長尾「丈くん、見なくなるつもりっすか？」
藤原「そんなこと、ないけど、でも、最近、怖く、なんねん。なにわで、居られんく、なるのは、嫌やけど、見えちゃう、気がして。見ないふりは、出来ん、よ。」
道枝「まぁ、俺らも怖いっすもん。丈くんだってもっと怖くて当たり前ですやん。」
藤原「けど、俺は、最年長、やし、先輩、やから、しっかり、せな。」
長尾「もう、俺らに身を委ねてくださいよ。子供ちゃいますもん。」
道枝「そうですよ。成人したし、丈くんからしたらまだ子供かもしらんけど、でももう大人なんですよ。」
藤原「そっか、もう、大人か、そっかぁ。」
長尾「大人に、見えました？」
藤原「ふふっ、まだ、子供、や。俺には、敵わん、やろ。」
道枝「えー、まだ子供やって。」
長尾「ダメかぁ。」
藤原「お前ら、は、いつまで、子供で、後輩で、可愛い、やつら、やねん。」
道枝「……そんなん、泣かせにきてますやん。」
藤原「泣け泣け。」
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作者名：おずんぼ | 作成日時：2022年8月29日 11時
