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道枝side
西畑「よーし、行くでぇ。」
大西「日用品言うても、何買うん？」
西畑「えっとな、まずは収納系のやつよね。ほら、みんな美容関連のものあるやん？それを個々でまとめれるようにって。あとは、洗面台のタオル、石鹸系、風呂場の下に敷くマットレスとか。バスタオルとかも。」
意外とあるもんやな。
今までは自分達で持ち込んだやつ使ってたんか。
西畑「んじゃ、回ってこ〜。」
よくある緑色の雑貨屋さんで収納ケースとタオルとか買って。
収納ケースに入れて持ち運ぶ。
高橋「石鹸系って、どこで買うんすか？」
西畑「下にドラッグストアあるやろ？そこでもう3人のは聞いてあるから買おうかと。恭平とみっちーは自分で分かるやろ？」
ということで、俺は恭平が来るまで荷物番を。
恭平が来たら、俺が見てくるってわけ。
なーんもやること無いから、スマホいじっとったら、
ぬっと大きな影が目の前に。
道枝「……？っ目黒くん！？」
目黒「やっぱ、道枝くんだよね？買い物？」
道枝「え、あ、はい。メンバーで来てます。」
うわぁ、偶然がすごすぎひん？
道枝「目黒くんもですか？」
目黒「うん。康二と来てるんだよね。」
え、じゃあジーコにも会えるんだ！
目黒「あ、来た来た。」
向井「お、みっちーやん。元気？」
道枝「俺は元気っす。」
向井「丈、大変そうやねぇ、仕事復帰早々忙しそうで。」
道枝「そう言うジーコだって。」
高橋「みっちー？あ、ども。」
向井「恭平やん！なに、デート？」
高橋「そうっす！メンバーでデートっす。」
向井「それはデートとは言わんわ。」
高橋「あ、そや。行ってき？」
道枝「うん。それじゃ。」
うわぁ、まさか会えるとは思わんかったなぁ。
でも、2人はどうなんやろな。デートだったりしてな。
じゃなくて、俺のシャンプーたちやん。
いつも使ってる銘柄のを選んで、大吾くんを探す。
西畑「お、みっちーあった？」
道枝「はい！」
西畑「ほな、会計手伝ってくれへん？」
大吾くんがお支払いしてくれてる間に、俺は袋に買ったものを詰め込む。
大西「あ、重くない？」
道枝「大丈夫っす。」
3人で出ると、まだ盛り上がってて。
西畑「うわ、康ちゃんやん！久々〜！」
向井「大吾！」
目黒「もしかして、俺邪魔？」
道枝「そんなことないですよ。」
話が尽きたのと、もう１組から連絡が来たのは同時やった。
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作者名：おずんぼ | 作成日時：2022年8月29日 11時
