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藤原side
あれから1週間。
実はまだ年下組に会えてへんねん。
俺も会いたいんやけどなぁ。
どうにも、スケジュールが合わんとか。
だから、退院する日やで。今日。
藍沢「何かあったら、すぐに誰かに言ってください。」
藤原「はい。」
藤川「ちゃんとリハビリ来てねー。」
藤原「はーい。」
来たときよりも少しだけ増えた荷物。
ちょっと重いかなぁ。やけど、頑張らな。
？？「あ、丈くん！持ちますよ。」
？？「無理しやんでください。」
藤原「みっちー、りゅちぇ。」
大西「疑ったりして、ごめんなさい。」
道枝「俺も……ごめんなさい。」
大西「謙杜は？」
長尾「っごめんなさい！」
藤原「ふっ。もうええよ。ほなら、持ってくれへん？」
道枝「はいっ！」
3人引き連れて、タクシーに。
藤原「なんで、居ったん？」
道枝「もうそろそろ退院やって。大橋くんが言うてて。やから、とりあえず会いに行こうって。来たんす。」
大橋か。
でも、嬉しいわ。こうやって、会いに来てくれるんは。
藤原「怖かったやろ？俺が、病気って分かって。」
大西「…はい。」
藤原「それはなぁ、俺もやで。俺も、怖かった。5年なんて、Jr.時代の1/3や。そんなん、あっという間やんか。やから、すぐ死んでまうんやって。」
俺やって、まず紹介状でビビっとったし。
おっきい病院てさ、滅多に行かんやん。
やから、絶対何かあるって。無いわけないやろってな。
藤原「だから、お前らがビビんのは当たり前やねん大吾だって、大橋やって、泣いとったし。な？」
どうせ、あいつらのことや。
告知の時は泣かなかったんやろな。
道枝「っはいっ。」
病院の近く、ということで買った部屋。
バリアフリーになってて、将来車イスになることも視野に入れててん。
長尾「うわぁ。広いっ。」
藤原「服、洗面台の方やってくれる？あ、それはこっち。」
持ってくれたみっちーと流星に指示して、4人分のお茶を入れる。
藤原「ありがとさん。ほい、お茶。」
大西「ありがとうございます。」
藤原「よっ。」
入院してたこともあって、意外と日常生活の方がしんどいかも。
今まで普通に持てたものが、重く感じたりとか。
頑張らなアカンなぁ。
道枝「すぐ、俺らに言うてください。なんでもしますから。」
俺、ええメンバー持ったわ。
泣きそうやねんけど。
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おずんぼ(プロフ) - コメントありがとうございます。丈橋まではもう少しかかりますが、応援よろしくお願いします。 (2022年5月7日 13時) (
レス) id: 0f935c1a4c (このIDを非表示/違反報告)
深澤りん(プロフ) - 丈くん担なので小説最高です！丈橋持ってくるのもいいですね！実際こうなったら死にますけどW応援してます！ (2022年5月6日 18時) (レス) @page11 id: 214e1122e7 (このIDを非表示/違反報告)
おずんぼ(プロフ) - コメントありがとうございます。学校生活や日常生活との両立があるので更新は頻繁に出来ないんですが、応援し続けてくれると嬉しいです。よろしくお願いします。 (2022年5月4日 12時) (レス) id: 0f935c1a4c (このIDを非表示/違反報告)
はるか - はじめまして。宮崎はるかです！ 感想ではないのですが、はじめて読ませていただく作品で、ちょードキドキしてます。私は藤原担なので、このような、作品が見れるのが、光栄です！これからも、作品作り頑張ってください！ (2022年5月4日 11時) (レス) id: 47760e04dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おずんぼ | 作成日時：2022年4月22日 13時
