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高橋side
俺は、大吾くんと大橋くんが言うてることがホンマなくらい分かる。もちろん、受け入れたくないっていう流星くんたちの気持ちも分かる。
やからこそ、俺はより大事なところに行かなアカンねん。今は大吾くんたちやろ。
大吾くんも、大橋くんも、悪いことなんてしてへん。
もちろん、丈くんやって。
やのに、あんなこと言われて。
高橋「大吾くん。」
西畑「…恭平か。」
高橋「俺を、丈くんに会わしてください。」
大橋「恭平は、どう思ってるん？」
高橋「…なにわ男子が、なにわ男子であって欲しい。それだけっす。」
いつもアホやけど、こういう時はちゃんとするで？
大橋「そっか。」
高橋「丈くんが居らな、なにわ男子やないんです。」
西畑「ほな、行こか。」
大吾くんの運転で、病院に。
高橋「みんな、ダメでした。」
大橋「そらそうやろ。急に、メンバーが病気だなんてさ、信じらんやろ。特に謙杜なんか、まだ19や。理解できんくて当たり前やねん。」
西畑「…でも、こんなのは想定外やな。」
こんなの。
俺は、なにも言えんかった。
気がつけば、病院やった。
西畑「どうしよか。丈くんには。」
高橋「素直に、言うべきやと思います。」
嘘つかれる方が嫌や。
それは、今痛いほど分かるねん。
西畑「そっか。」
受付して、通される。
西畑「…藍沢先生。」
藍沢「こっちだ。」
ICU、の前を通って、HCUに。
藍沢「落ち着いたから移動した。」
個室みたいなところに、丈くんは居った。
西畑「お、起きとる。」
藤原「大吾か。大橋も。…恭平？」
忘れられてへん、良かった。
しかも、なんか元気そうやし。
高橋「っ。」
藤原「泣かんの。」
オトンみたいな丈くんに安心した。
藤原「どうやった？…このメンツと大橋の顔から無理やったのか。」
大橋「なんで隠してたんやって。俺らが普通に話したら、なんで普通に居れるんやって。」
藤原「大橋、大吾。それはさ、あいつらを安心させるため、不安にさせへんため、やろ？」
西畑「おん。」
藤原「ほなら、言わせとけ。気づかんやつが悪い。ちなみに、誰に言われたん？」
大橋「流星。」
藤原「そっか。」
高橋「謙杜も、嘘やろって。ドッキリやって。俺、もう嫌や。」
藤原「ごめんな、俺が言わんかったばかりに。」
高橋「会って、ホンマやって言うてくださいっ。」
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おずんぼ(プロフ) - コメントありがとうございます。丈橋まではもう少しかかりますが、応援よろしくお願いします。 (2022年5月7日 13時) (
レス) id: 0f935c1a4c (このIDを非表示/違反報告)
深澤りん(プロフ) - 丈くん担なので小説最高です！丈橋持ってくるのもいいですね！実際こうなったら死にますけどW応援してます！ (2022年5月6日 18時) (レス) @page11 id: 214e1122e7 (このIDを非表示/違反報告)
おずんぼ(プロフ) - コメントありがとうございます。学校生活や日常生活との両立があるので更新は頻繁に出来ないんですが、応援し続けてくれると嬉しいです。よろしくお願いします。 (2022年5月4日 12時) (レス) id: 0f935c1a4c (このIDを非表示/違反報告)
はるか - はじめまして。宮崎はるかです！ 感想ではないのですが、はじめて読ませていただく作品で、ちょードキドキしてます。私は藤原担なので、このような、作品が見れるのが、光栄です！これからも、作品作り頑張ってください！ (2022年5月4日 11時) (レス) id: 47760e04dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おずんぼ | 作成日時：2022年4月22日 13時
