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朝起きたら、先生が立っとった。
あー、結果聞けるんやなって思った。
藍沢「おはようございます。」
藤原「おはざいます。」
藍沢「結果を、報告に来ました。」
藤原「はい。」
藍沢先生の顔は相変わらず。
笑顔でも怖いがな。
藍沢「単刀直入に言うと、ALSという病気でした。」
やろね。新海先生がポロっと溢しとったで。
藍沢「病気については一旦置いておきまして、これか
らについてです。まず、検査入院と共にリハビリも始
めます。これは進行を少しでも遅らせるものであっ
て、止めることは難しいです。そして、薬を使った方
も少ししたら始めます。効くかどうかは分かりません
し、判断は藤原さんに任せます。あと、この治療には
他の整形外科医をつかせます。」
おぉ、そっちのプロも来るんや。
藤原「分かりました。」
藍沢「病気についてです。日本語では筋萎縮性側索硬化症といいます。文字通り、筋肉が萎縮したりして麻痺していきます。臓器などにも影響を与え、心不全か呼吸不全によって亡くなる方が多いです。藤原さんの場合はまだ臓器に関するものは出てきてないので分かりませんが。」
藍沢先生はそこまで言って、何か書類を出した。
藍沢「投薬治療をするかどうかの、同意書です。リハビリは行った方がいいでしょう。」
薬、かぁ。
藤原「少し、考えさせてください。」
藍沢「はい。今日は、とりあえず体で何が起こっているのか、検査します。」
藤原「あ、はい。」
藍沢「看護師が来るので、待っててください。」
藍沢先生が病室を出た後、プリントを見る。
治したいかって聞かれたらそうでもないかも。
もちろん、やり残してることってあるし、まだまだ生きたいとも思ってる。
でも、苦しみながら生きてるんだか死んでるんだかよう分からん所で彷徨うんやったら、ポックリしたいよな。
メンバー、何て言うんやろね。
ガラガラ
看護師「藤原さん、検査の時間になりました。」
看護師さんの後ろについて検査のところへ。
ゴツい機械がめっちゃ並んどった。
看護師「まず、MRIを撮りますね。」
ワッカのなかに担架があるようなやつに乗り、固定される。
ウィーンっていう音がしながら、動くのが止まるのを待つ。
いつか、こうやって自分で出来ることが減るって思ったら、めちゃくちゃ怖くなってきた。
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おずんぼ(プロフ) - コメントありがとうございます。丈橋まではもう少しかかりますが、応援よろしくお願いします。 (2022年5月7日 13時) (
レス) id: 0f935c1a4c (このIDを非表示/違反報告)
深澤りん(プロフ) - 丈くん担なので小説最高です！丈橋持ってくるのもいいですね！実際こうなったら死にますけどW応援してます！ (2022年5月6日 18時) (レス) @page11 id: 214e1122e7 (このIDを非表示/違反報告)
おずんぼ(プロフ) - コメントありがとうございます。学校生活や日常生活との両立があるので更新は頻繁に出来ないんですが、応援し続けてくれると嬉しいです。よろしくお願いします。 (2022年5月4日 12時) (レス) id: 0f935c1a4c (このIDを非表示/違反報告)
はるか - はじめまして。宮崎はるかです！ 感想ではないのですが、はじめて読ませていただく作品で、ちょードキドキしてます。私は藤原担なので、このような、作品が見れるのが、光栄です！これからも、作品作り頑張ってください！ (2022年5月4日 11時) (レス) id: 47760e04dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おずんぼ | 作成日時：2022年4月22日 13時
