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藤原「ども。」
胸元のIDカードには、新海って書いてある。
新海「元気そうですね。」
藤原「まぁ、そうっすね。」
新海「あぁ。あと、藍沢は救命も行くから、時々俺になるけどよろしくね。」
藤原「藍沢先生って、救命の先生なんですか？」
新海「まぁな。話すと長くなるから色々省略するけど、救命と脳外を掛け持ってる感じだな。でも、トロントっていう、脳外の医者やってたら絶対憧れる所に行ったから腕前は世界レベルだぞ。」
なんか、すごい先生だな。
藤原「そう、なんすね。」
新海「俺もあいつと同じくらいだから安心して。」
不安になる要素がなさそうだけど。
唯一あるとすればチャラそうな所だよね。
藤原「はい。」
黙っておくけど。
新海「そうそう。これからについて。」
俺が1番聞きたくて聞きたくないやつ。
新海「まず、今週中は入院してもらう。検査でね。その結果次第でどうなるか。どれくらい体が動くかって言うのも診たいからリハビリルームにも行ってもらうね。」
藤原「分かりました。」
新海「ジャニーズだから、普通の人よりも動くだろうけど。」
ま、一応若手ですもん。
新海「明日と明後日でMRIとか、筋電図とか。1日開けて、リハ室行ってね。看護師さんいるから大丈夫か。」
カルテに何かを書き込む。
何が書いてあるかとかは分からないけど、お医者さんって大変なんやなって事は分かるねん。
新海「じゃ、また。」
先生が居らんなくなって、やることがあるかと言えばなくて。
仕方ないから散歩することに。
バレると大変なことになりかねへんから、階は移動せんように。
フラフラ歩いとるだけやし、病院やから何かあるわけやないんやけど、健康だったときの自分なら気がつかんかったかも知れへん。
同い年くらいの人も、居るってこと。
そして、その人たちは常に病と闘っとること。
分かっては居たけど、こんなに身近だとは思ってへんかった。
メンバー、今何しとんのかな？
一応、神ちゃん家に手紙送っといた。
メンバーが行くんちゃうかって思うたから。
そこに暗号的に書いといたから、気がつくことが出来れば分かる感じやね。
分かるかなぁ。
でも、まだ多分やし、絶対それやとは言えへんけど。
自分に言い聞かせるためにも、そう書いておいた。
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おずんぼ(プロフ) - コメントありがとうございます。丈橋まではもう少しかかりますが、応援よろしくお願いします。 (2022年5月7日 13時) (
レス) id: 0f935c1a4c (このIDを非表示/違反報告)
深澤りん(プロフ) - 丈くん担なので小説最高です！丈橋持ってくるのもいいですね！実際こうなったら死にますけどW応援してます！ (2022年5月6日 18時) (レス) @page11 id: 214e1122e7 (このIDを非表示/違反報告)
おずんぼ(プロフ) - コメントありがとうございます。学校生活や日常生活との両立があるので更新は頻繁に出来ないんですが、応援し続けてくれると嬉しいです。よろしくお願いします。 (2022年5月4日 12時) (レス) id: 0f935c1a4c (このIDを非表示/違反報告)
はるか - はじめまして。宮崎はるかです！ 感想ではないのですが、はじめて読ませていただく作品で、ちょードキドキしてます。私は藤原担なので、このような、作品が見れるのが、光栄です！これからも、作品作り頑張ってください！ (2022年5月4日 11時) (レス) id: 47760e04dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おずんぼ | 作成日時：2022年4月22日 13時
