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藤原side
少し前、家で振り付けの練習してたら、体が上手く動いていない気がした。
年齢にしちゃあ早い気がする。
筋肉痛とか、そんな感じでもないし。
メンバーに迷惑かけたくなくて、近くの整形外科に行ってみた。
ほんなら、お医者さんが深刻そうな顔して、紹介状を書きますって言うて、1枚の紙を渡した。
そこには、"脳神経外科"ってあった。
アホの俺でもすぐにヤバイ病気ってピンときた。
医者「知り合いが、ここにいるから診てもらって。」
藤原「は、はい。」
手に持ってる紙が、俺の何かを変えるって思うと、怖かった。
でもちゃんと次の日に診てもらった。
でも結果は、少し後に来るらしい。
メンバーには、病院に行ったこと、検査したことを伝えないでおこうと思った。
大きな病気やったら、隠れようって。
治るやつやったら、治して戻る。
治らへんやつやったら、死ぬまで、死んでも戻らへんって。
そうやって決めた。
事務所には、分かってから言うことにした。
マネージャーさんには、伝えへん。
狭間になって、それが負担になってほしくないから。
チーフさんにはバレるかもやけどな。
今のうちに、荷物をまとめる。
この家とは、お別れ。
新しい所は、見つかっとる。
病気であることは分かってもらえてて、入院ってなったら、その間荷物を置くだけ置かせてもらえることに。
荷物をまとめてたら、スマホが鳴った。
病院の先生からやった。
『今すぐに検査入院してくれ』
慌てて引っ越し先に運び込んで、最低限の荷物だけ持って病院へ。
電話をくれた、藍沢先生という、脳神経外科の先生が待っていた。
藤原「お、お願いします。」
無愛想な先生やけど、その道のプロらしくて後輩の先生と思わしき人に質問されたりとかしとった。
けど、来ている服の色が違う。
後輩さんは黒、藍沢先生は、青。
藍沢「ここだ。」
藤原「あ、あざす。」
藍沢「何かあったらナースコール押せ。」
藤原「はい。」
荷物をベッド周りに置いて、ベッドに入る。
無機質な壁や天井が寂しかった。
時々聞こえる騒音は、誰かの苦しみって分かったら自分まで苦しくなってくる。
俺もいつか、あんな姿になるんかな？
怖い。
って思ってたら、別の先生が来た。
こちらもまた、藍沢先生並みにかっこええな。
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おずんぼ(プロフ) - コメントありがとうございます。丈橋まではもう少しかかりますが、応援よろしくお願いします。 (2022年5月7日 13時) (
レス) id: 0f935c1a4c (このIDを非表示/違反報告)
深澤りん(プロフ) - 丈くん担なので小説最高です！丈橋持ってくるのもいいですね！実際こうなったら死にますけどW応援してます！ (2022年5月6日 18時) (レス) @page11 id: 214e1122e7 (このIDを非表示/違反報告)
おずんぼ(プロフ) - コメントありがとうございます。学校生活や日常生活との両立があるので更新は頻繁に出来ないんですが、応援し続けてくれると嬉しいです。よろしくお願いします。 (2022年5月4日 12時) (レス) id: 0f935c1a4c (このIDを非表示/違反報告)
はるか - はじめまして。宮崎はるかです！ 感想ではないのですが、はじめて読ませていただく作品で、ちょードキドキしてます。私は藤原担なので、このような、作品が見れるのが、光栄です！これからも、作品作り頑張ってください！ (2022年5月4日 11時) (レス) id: 47760e04dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おずんぼ | 作成日時：2022年4月22日 13時
