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修学旅行、その2 ページ8

2日目は、班別行動。


ということは、高橋さんとほとんど会えない。


お風呂が一緒じゃなかったら、へこたれてたかもしれない。


一緒で良かった。


ご飯は班ごとにまとめられてるので、そこまで近くない。


後ろ姿を拝めるだけ。


そんなこんなでご飯を食べて部屋に入る。


お風呂は自分ら数人が早く入ってしまったので、あまり交流できず。


その寂しさを紛らわすために、地上波初放送の映画を見た。


ちょうどラストシーン寸前で消灯時間。


このときは部屋にいる3人がまとまって、キャーキャー言ってたと思う。


けど、ちゃんとメリハリはつけれるからすぐに布団入って、寝る体制に。


むしろ、他の部屋の人たちは先生に怒られるまでおしゃべりを止めてなかった。


ま、ボソッとだけ話したけども。


何をかと言うと、こんな宿泊学習あるあるの、恋ばな。


その時はまだ分かってなかったから、ある意味推しの事が好きだね、と返した。


そうやって返したけど、頭の中で高橋さんの顔がチラつかなかった訳じゃなかった。


それに気づく間もなく、自分らは寝た。


朝起きて、テレビをつける。


片付けをしつつ、じゃんけんの時間になるのを待つ。


時間になった頃にはほとんど終わっていて、きちんと参加できた。


結果は、Jr.くんに勝った。


別に興味ある人じゃなかったけど、勝てたのは嬉しかった。


次の時間は、推しのメンバーだったことが1番悔しかった。


次の時間は丁度、朝ごはんだ。


ということで、移動する。


「おはよぉ、」なんてまだ眠そうな声に若干ながら参加する。


高橋さんはすぐに見つけれた。


修学旅行中、外にいるときは制服、ホテルではジャージ・体育着・部Tなど。


けど、制服に着替えてる人もいて、その1人だった。


ご飯を食べ終わってからは部屋の最終確認。


それが終われば、全館放送を待つのみ。


今日は最終日。


これが終わってしまったら完全なる受験モード。


塾も毎日あるし、その分会えるんだろうけど。


暑い中、勉強しか出来ないと思うと、先が思いやられる。


今年もコロナのせいで帰省が出来ない。


それもあって、修学旅行はとても楽しみだった。


バスに乗り込んで、また建造物の見学。


午前中しか出来ないから、遠いところまでは行けないけれど、やはり京都を感じた。


ただ、それだけ。


新幹線に乗ってからは爆睡だった。

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作者名:おずんぼ | 作成日時:2022年1月3日 20時

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