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番外編〜病み期〜 ページ21

番外編です。


なんで自分と高橋さんはこんなにも仲良くなったのか?


小5〜中2までを簡単に書きたいと思います。


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小5


陽キャで、友達も多かった。


クラスの中心とは言えないが、端っこでもなかった。


絵を描くことが好きで、外遊びも好き。


最近は図書室にも行くようになった。


そんなある日、友達複数人と遊ぶ予定をたてた。


待ち合わせの公園に行っても、誰も来なかった。


たまたま他の友達がいたからその子と遊んだ。


そんなことが、何度か続いた。


さすがにおかしいと思って、1人の子に聞いてみた。


そしたら、「○○ちゃんが行かないって言うから。」


その子にも聞いてみた。


「めんどくさかったから。」


実は、自分以外全員スマホを持っていた。


そこで何かが起きていたのだろう。


そういうことが、また続いて段々と1人で過ごすようになった。


数日後、久しぶりに朝休みに遊んだ。


業間休み(2限と3限の間)にも遊ぶことに。


ワクワクしながら集合場所のジャングルジムに行くと。


その場にいた人、全員がバーっと走っていなくなった。


鬼ごっこをしようなんて言ってない。


自分が鬼だとも言ってない。


精神的にきて、図書室に逃げた。


適当に本を借りて教室に戻った。


図書室前で幼なじみにも会ったけど、声をかける余裕もなくて何もしなかった。


教室には、委員会の仕事があって残ってる、学年1背が高い女子だけ。


通ってた小学校では、休み時間には外に行けと言うタイプ。


だから教室には人がいないわけだ。


そこに、見回りで来た担任が入ってきた。


案の定、自分を見つけて何で外に行かないのか聞いた。


友達がいないから、と言ったが、


「松丸さんは?」


と。まぁ幼なじみと同じクラスなら言われるよね。


「見たけど、本を借りてる間に居なくなっちゃった。」


本当の事を言った。


「何で誘わなかったの?」


何も言えなかった。


「ほら、○○さんとかいるじゃん。」


触れてほしくなかった。


急に泣けてきた。


担任は慌てて、なにかあったんでしょ?と聞いた。


もう、苦しかった。


全部話した。


今まであったこと、されたこと。そして、今日のこと。


辛くて、辛くて。


泣きながらだった。


先生は、自分の話を聞いてこう言った。


「先生と、☆☆さん(教室にいた子)は味方だから。」

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作者名:おずんぼ | 作成日時:2022年1月3日 20時

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