検索窓
今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:1,201 hit

入試 ページ18

バタバタして2月も後半になった。


受験まで、あと少し。


志願先変更したことは、言わなかった。


そして、当日。


電車で高校まで行く。


若干重いリュックが慣れなかった。


しばらく電車に乗ってなかったから、こんなの違和感だった。


学校に着いて、慣れない体育館で並ばされて。


志願先変更したものだから周りは知らない人だらけ。


まるで模試と同じような状況だった。


それがまた良かったのかもしれないけど。


教室に案内されて、暖かい部屋で待たされた。


すぐに国語が始まった。


国語は得意科目だから自信はある。


次は数学。


いまだに苦手意識は取れないけど、出来るようにはなった。


大門1を余裕で通る。


難しくなる問題にもちゃんと対応して。


そして社会。


これも得意科目だから余裕。


って思ってたけど案外難しい。特に歴史。


お昼ごはん。


久しぶりのお弁当。


大会とかが無かったからお弁当を食べる機会がなかった。


久々に食べた親が作ってくれたお弁当は相変わらず具だくさんだった。


でも変わらずに美味しかった。


受験中の、一休みだった。


お昼明けは、理科。


生物以外は出来ないから不安だったけど、お昼休みの内にワークを見たお陰で少しはできた。


難しかったのには変わりないんだけど。


最後は、英語。


リスニングから始まり、長文、作文。


長文は苦手だったけど、運良く解けた。


終わって、面接のお知らせを渡されて解散。


電車に乗って、最寄り駅で降りる。


階段を降りていたら、見覚えのあるマフラー。


高橋さんだ。


慌てて駆け降りて話しかけた。


高校の最寄り駅は違うし、距離だって違う。


向こうはバスがあるからそっちで言ってる可能性だってあった。


奇跡だった。


入試がどうだったか聞いてみたら、そこそこボロボロだったと。


入試のレベルが違うので、どんな問題が出たとかは分からない。


歴史がやばかったとか、英語の長文読めなかったとか。


受かっていることを願うしかなかった。


翌日、面接があった。


地元市内の中学の剣道部だった人がいた。


学校名は知ってるけど個人名が分からなかったから元部員に聞いてみたら知ってた。


そんな感じで帰った。


そこからは学校も4時間になった。


4時間、勉強じゃないけど作業して。


給食食べて掃除して帰る。


そんな生活が続いた。


毎日、一緒に帰った。

卒業→←3学期、そして受験本番



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:おずんぼ | 作成日時:2022年1月3日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。