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「納得なんてできるわけないだろ」
仏頂面で言うと、隣に座っている翔くんは不安げな表情を浮かべた。めっちゃかわいい。でも、納得できないものは納得できないんだ。
「ぐ…具体的にどの辺りが、気に入らない、んですかね…？」
「どこがって、決まってんだろ。翔くんからの初めてのキスが間接なんて、信じらんねー。せめてほっぺにしてくれるとかならまだしもさ。つーか、俺の意識があるときにしろっつーの」
「…あ、なんだそこか」
「なんだそこかじゃねーよ！ 一番大事なとこだろ！」
「いひゃい！ いひゃいよしゃとしくん！」
翔くんのほっぺをぐいぐい引っ張っていたら、再びニノに頭をはたかれてしまった。
「バカップルは俺のいないとこで好きなだけやって下さい。てかこの様子だと、仲直りもとっくに済んだみたいですし？ さっさと帰ってくれませんかね」
「こ、この度は大変ご迷惑をおかけしました…」
「ほんとだよ。つーか俺は翔ちゃんよりも大野さんに謝ってほしいんだけど」
「あれ？ てか何でニノは俺の相手が翔くんだって分かったの？」
「ガン無視かよ！ …何でって、理由なんかないですよ。あんたたちのことは分かりたくなくても分かっちゃうんです。
つーか、『何で』って訊きたいのはこっちの方だよ。何であんたたちはこんなに簡単に不安になっちゃうわけ？ 傍から見たら完全に両想いなのに」
「…だって、翔くんが好きって言ってくれないから…」
「同じく」
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唯 - 優子さん» ありがとうございます。いつもにまして難産なお話になりそうです…気長に続きをお待ちください。 (2016年3月9日 3時) (
レス) id: 0f485288ef (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。これからどうなるか気になります。 (2016年3月2日 18時) (レス) id: 059e629431 (このIDを非表示/違反報告)
唯 - 優子さん» ありがとうございます。プロポーズは大野さんが仕掛けるだろうと思われます。 (2016年2月28日 20時) (レス) id: 0f485288ef (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。智君の先生姿格好良いですね♪翔君可愛いですね♪プロポーズは智君から格好良く言うて欲しいですね♪ (2016年1月25日 23時) (レス) id: 059e629431 (このIDを非表示/違反報告)
唯 - 優子さん» ありがとうございます。ギャップ王子な大野さんでした。翔くんは可愛い上に押しに弱いので、大野さんお気の毒です。 (2016年1月25日 20時) (レス) id: 0f485288ef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：唯 | 作成日時：2015年7月19日 23時
