1夜 ページ3
『だれ?』
あるチームから移動することになりただでさえ不満なのになんで。
こんなシーンに立ち会わないとだめなの。
壁にもたれ掛かり、腕を組み軽く上から目線で見つめる。
ちょっと、赤いのがヒールについたじゃない。←
「………」
男は黙ったままこちらに殺気をとばす。
月明かりがさす。
Aはふん、と男を睨み返した。
『リゾット・ネエロね。』
知ってるならきくな、といった顔となぜ知ってるの殺気。
確信があって聞いてるから間違ってない。
さっきまで月明かりがなく姿が見えなくてわからなかった。
奇抜な格好してるからすぐわかるっていわれて半信半疑だったけど。
『ボソ)ほんとね』
「………お前は」
『今日から暗殺チームに配属になった霧島A。よろしく』
印象良くしようと微笑むが、リゾットは無表情。
「…………そうか。ついてこい」
しかも、さらりと流して歩き出した。
この私を無視するなんて!
腹立ちながらもついていくしかなかった。
〈後ろから蹴ろうかしらこの、頭巾野郎〉
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帽子屋さん(プロフ) - 初めまして、小説拝見しました。暗殺チームいいですね!文作るのが苦手で作ってるのはイラスト集なのですが表現など確かに上手くて羨ましいです!更新楽しみにしてます! (2015年3月7日 8時) (レス) id: 5cd3c822d6 (このIDを非表示/違反報告)
独立 - 小説拝見させていただきました、夢主の性格がスゴく素敵ですね、あと、表現が上手い!続きが気になる作品ですねw私の作品だと夢主の「夢」が、、、という感じなんですよw; (2015年3月1日 2時) (レス) id: e5d437d538 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ティアラ | 作成日時:2015年2月25日 0時