もしもアベルとアテネが学校に行ったら(アベアテ) (ページ8)

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8、20のゲーム　その２ページ8

ーーーーーー帰り道ーーーーーー

アベルはアテネにいっぱい食わせようと企んでいた

「まずはやり方から…このゲームが載っていた漫画はたしか…」

実はアテネのターンが終わった後、必勝法を見つけるために

今日の夜まで期限を伸ばすよう頼んだのだ

「いやぁ〜……あのときにあんな挑発にのらなくてよかった」

「多分、挑発に乗っていたら今頃…後悔していたかも…」

アベルは帰り道…一人でブツブツと言っていた

「な〜に一人でブツブツとうるさいやで」

「うわぁ！！……ってメメかよ」

後ろにはメメがいた

「……で、アベル、それって…」

アベルが「２０のゲームの必勝法」と調べてあった携帯の画面をみた

「実は…」

アベルはアテネが好きだということを察せられないように情報を伝えた

「つまり、アベルは『２０のゲーム』の必勝法を教えてほしいやで？」

(なるほど…アテネと同じ考え方やで)

「まぁ…そんなに聞きたいなら教えてあげるやで」

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アテネはリビングにいた

L○NEに何かを打ち込んでいたが、こちらに気づき、近寄ってくる

「……っでそろそろ始める？」

とりあえず今できる最善のことはした

「始める！！」

アベルのターンがやってきた

「じゃあ私は…これでいいや」

思いついたみたいだし早速、質問するか

「あ…まって今回はハンデとして質問できるのは１０回ね」

まぁ…この方法を使えば１０回ぐらいで終わるだろう

「それは…生き物ですか？」

「はい」

そんな感じで時間が単調に過ぎていった

５回質問したとき、これがわかった

・人間の言葉を喋ること

・生き物であること

・Youtuberであること

・現実にいること

(こんなかんじか……やばい...まだ誰なのか検討がつかない)

(よし、一か八か試してみるか！)

「じゃあ、次の質問ね…『それは、アテネと最近関わっていましたか』」

その瞬間……アテネの体が跳ねた

「アテネ…どうしたの？」

「いや、ﾅﾝﾃﾞﾓｱﾘﾏｾﾝﾖ」

もしや…と思い、続ける

「次の質問、『それは、この家にいますか？』」

アテネが顔をフードで隠しながら頷く

(え…まって……これって俺で確定じゃん！！)

しかもまだ、質問する権利が３回も残っている

これは、勝ったな

とアベルは思った

補足

どっかでこの展開見たような……いや、気のせいだ