もしもアベルとアテネが学校に行ったら(アベアテ) (ページ7)

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6、20のゲーム　その1 ページ7

「『20のゲームのゲーム』……ってなに？」

「簡単に言うとまず……」

要約するとこんな感じらしい

１、自分が何でもいいから物を思い浮かべる(相手に言ってはいけない)

２、相手が自分の思い浮かべたものを当てるために質問をする
　なお、相手が質問をしていいのは20回まで

３、自分はその質問に『はい』か『いいえ』でしか答えてはいけない

４、相手は自分が考えているものを当てたら勝利
　当てられなかったら自分の勝利

５、なお、自分と相手が知っているものではないといけない

例(〇〇は生きていますか？A、はい)

……らしい

まぁ…とりあえずやってみるか

期待通りのご褒美じゃないけど

「ちなみに…もしこのゲームで勝利した方に、

何でも言うこと聞くっていうことも追加ね」

その言葉を聞き、アベルは前言撤回、

実は「２０のゲーム」って言うのは某作品で見たことあるから知ってる

そして、アテネの「何でも言うこと聞く」ということで、

この小悪魔に一矢、報いたいと思うようになった

(何を命令しようかな)

まぁいいや、それはともかく…

「とりあえず…スタートね」

先行、アベル

後攻、アテネ

最初から当ててくるか不安だが…まぁ大丈夫だろ

「じゃあ…まずは、『〇〇は実在していますか』」

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「くそ…なぜだ」

アテネにとってわかるはずのない問題を出したが……

「いや〜まさか、４回の質問で、もうわかったとはねｗｗ」

なんと、アベルは４回で考えていることが特定されたのだ

「さすがの優しいアベルさんでも怒るぞ(^ω^💢)」

アテネが散々煽って来て、さすがのアベルも切れているようだ

「じゃあ…攻守交代で次勝ったら…いいよ」

「……言ったな？取り消しはなしだぞ」

「どうぞどうぞ…どうせアベルなんかにわかるはずのないから」

手を追い払うようにバタバタとしながら、呆れた声で言った

アベルの怒りが頂点に達した