もしもアベルとアテネが学校に行ったら(アベアテ) (ページ45)

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45、イルカショーページ45

アベル「場所どこにする？」

アテネ「うーん、別に濡れたくないから真ん中あたりでいいかな
　アベルは前にする？」

アベル「俺はここがいいかな」

指した場所は前。濡れると書いてあっても吉田みたいには濡れないだろう

そう、高をくくっていた

アテネ「ふーん、私は濡れたくないから真ん中で」

アベル「あ～れ？アテネさん、濡れるのが怖いの？」

アテネ「は～？そんなわけないじゃん」

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(結局アテネは後ろに行ったけどいっか。どうせ濡れてもディ●ニーのスプ●ッシュマウンテンぐらいだろうし)

飼育員「それでは、イルカショーが始まりま～す！」

それを合図に、イルカの芸が始まった。

たびたび水しぶきが来たが、気にならない程度だ。

飼育員「次はお待ちかね……輪っかくぐりです！」

そう言った瞬間、前の人はぞろぞろと後ろに行く

アベル「？？？」

呆然としていると、ショーが始まった。

イルカが、輪っかを潜り抜けた。

アベル(すげ～)

切実にそう思っていると、

上から大量の水が押し寄せてきた。

スプ●ッシュマウンテンのレベルじゃないぐらいに

アベル「あぼぼ……」

アベル(やばい……めっちゃ荷物にかかってる)

バックは少しの水なら防げる

ゲリラ豪雨相手だと、どんどん濡れていく……

アベル(あ……やばい。着替えバックの中に入ってる……)

慌てて、バックを抱えて後ろに下がる。

アテネが噴き出しそうな顔で笑いをこらえる。

アベル(こいつ……)

アテネ「く……バカすぎるでしょアベル！！アハハ！！」

隣でめちゃくちゃ笑われる。

アベル「……タオル貸して」

アテネ「はいはい」

バックが濡れたので、中の物は全部濡れている。

アテネ「アベル、めっちゃくちゃ顔真っ赤だよ。」

アベル「……別に恥ずかしくないし」

そのあとは普通に鑑賞して終えた。

飼育員「それでは、本日のイルカショーを見てくださいました皆様！ありがとうございました！」

　