もしもアベルとアテネが学校に行ったら(アベアテ) (ページ33)

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33、VSメイド　その２ページ33

凄まじい速度でメイドと距離を詰め、右手で殴りかかろうとする。

しかし……

メイド「ギャアアアァァ！！！」

アテネ「え？」

アベル「え？」

その瞬間、メイドは構えもせずにそのままぶっ倒れた

アテネ「……おーい」

返事がない、ただの屍のようだ。

アベル(死んではいないけど)

アベル「よーし、帰ろうか」

アテネ「うん、夕飯何かな」

アベル「お肉だといいな〜」

　 Happy end

ガキィンンン！！！

アテネ「そんな攻撃、聞くと思ったかな？」

メイド「…！？」

アテネ「さすがに、奇襲攻撃を仕掛けられたら、危ないけど」

……メイドは、さっきの攻撃で当たった【フリ】をし、油断した隙を狙ったのだ。

メイドは一度距離を置く

メイド「な、何故わかったんですか？」

アテネ「前に誰かさんが【奇襲攻撃】をしたおかげでね」

メイド「………今から、舐めてかかりませんよ」

そう言い、いつの間にか持っていたダイヤ剣で降りかかる

アテネは見透かしていたかのように横に避け、

顔面の追撃の拳をお見舞いしようとする

しかし、顔に向けられた拳はメイドが胴体を下に向けたことにより、避けられる

メイドside

メイド(この人.....戦闘慣れしてる....)

1度距離を置き、:援軍:を呼ぼうか

そう考え、1度引き下がる

が....

アテネは開けられた距離を追い詰め、一気に詰め寄ってくる

メイド(....くっ)

ダイヤ剣を使い、防御の体制を取る

またもやパンチは避けられるが....

メイド(.....パンチの振動が伝わってくる)

ダイヤ剣越しに伝わる振動....

1発当たったらダウンしてしまうと確信する

とにかく今は逃げることが大事だ

そう思い、再びアテネの位置を把握しようと周囲を見渡した

もちろん、いない方向に逃げるつもりだ。

自分1人では、あの怪物を相手にするのは難しすぎる

メイド(.....あれ?)

ここで気づいた。

アテネの存在がいないことに

あるのは遠くで見つめるアベルだけ

探しているが見つからない

....もしかして

上を見上げた。

そこには両手で拳を作り、振りかざすアテネの姿があった

そこで意識が途絶えた

追記

34話も戦いメインになりそうです
許してクレメンス