もしもアベルとアテネが学校に行ったら(アベアテ) (ページ29)

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29、川崎さん家ページ29

アベル「……冗談だよな」

目の前にはアニメとかに出てきそうな豪邸が建っていた
ていうか、執事が10人くらいいるし

吉田「……ごめん、ちょっと用事ができたので…」

吉田曰く、「金持ちの家にはもう行きたくない」
という、謎の執念があるらしい

アベル「ここまで来たら道連れだ」

関係ないけど

吉田「ぎゃああぁ！！」

川崎(帰りたいならかえってもいいのに)

家の中

アベル「すっげぇ…これとか触っても大丈夫なやつ？」

壁に飾ってある絵画に指を指す

川崎「1億ぐらいあるけど、こわしたら弁償してよね」

アベル「……無理っす」

しかも、床にはなぜかウィーンって音もするし

吉田「なんでここにル○バが！？」

ル○バ「ウィーンｗｗ」

川崎「今、お父さんが【自分の家で100台ルンバを動かしたみたｗ】の検証中だよ。」

吉田「……金持ちの考えることはよくわかんない」

川崎「まぁ、とりあえず私の部屋に来て」

そう言って、案内を続行する

アベル「あれ、おーい吉田、お前は？」

吉田はどっかにいちゃった。

川崎「まぁ、とりあえず来てきて」

と、言われ部屋に連れてかれる

川崎「お茶でも飲みながら話しましょう」

そう言われ、
向かう形のいすに座った

出されたお茶を飲んだが、なかなかおいしい(上から目線)

川崎「私は元々、孤児院に暮らしていました

　親は交通事故で他界し、誰にも引き取れないまま……

　心は両親が死んだショックでズタボロになり、

　孤児院では、背が低いなどの理由でいじめられたり……

　
　しかし、ある時私は救われました。
　

　その人は、私と同い年の子ぐらいで、男の子です。

　その男の子は、私に聞きました

　【なんで、そんなに落ち込んでいるのか】と、

　私は、その時に自分の心を全て吐いてしまいました

　頼れる人はその人しかいなかったので……

　その男の子はその日からよく、私を外に連れ出していました

　徐々に、私は一人で外にいけるようになって……

　そうなっていき、街を歩いていると私は、とあるお金持ちから勧誘されました。

　【私の娘になってくれ】と、

　私は、もうひとりをいれるという条件付きで承諾しました。

　それは、男の子です。

　しかし、ふたたび孤児院に戻ると……

　いなかった。」