もしもアベルとアテネが学校に行ったら(アベアテ) (ページ28)

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28、1話ぶりの川崎さんページ28

翌日......

アベル「もしもし、あたしアベルさん。今、地獄にいるの」

吉田「どうした、アベル？アテネと地獄の合宿でも受けているのか？」

アベル「助けてくれ、スイカバー吸い取られたからやる気が起きなくて死ぬ」

吉田「まぁ......せいぜいがんばれよ、こっちも大変になるから」

アベル「そんなこと言わないで、、、ってああ、ちょっと電話を切らないで......」

　プツン

吉田「アベル......お前はいい奴だったよ」

　そのまた翌日

アベル「昨日はなぜ、助けなかった......？」

吉田「電話でもいっただろ、こっちにアベルが来ると、アテネに殺されないからな」

そういいながら、学校の階段を上っていく

アベル「はぁ～一日、3時間も勉強やってるんだぞ」

吉田「逆に勉強時間、足りていないじゃないか？」

アベル「精神年齢低いくせに、成績はいいからな......」

実際に、こいつ学年順位21位だしな

吉田「別に、精神年齢高いし」

アベル「ほら、そういうことを言うから低いんだよ」

川崎「そっちは質素な悩みでいいね......」

アベル「うわ、幽霊！！って思ったら川崎さん？ってそのオーラはどうした？」

なんか知らないけど、よく漫画にある負のオーラが出てた

川崎「こっちは、色々と噂されたり、アプローチされたりして、大変なんだよ......誰かさんのせいで」

そういうと、こっちを睨んだ

怖い怖い、アテネよりは殺傷能力はないが、十分怖かった

アベル「わかった、わかったなんでもひとつ言うことを聞いてあげるよ」

川崎「何でも.....ひとつだけ?」

アベル「うん、ひとつだけ......うん?
.......いや、なんでもひとつだけとは言ってない」

川崎「なんでもひとつ......ね?じゃあ、放課後、下駄箱で待ってて」

そういうと、川崎さんは自分の教室に駆けていった

アベル「結局.......なんだったんだろう」

吉田「よし、お前絶対断れ」

アベル「だが、断る!!」←やりたかっただけ

放課後........

川崎「お、来たね?じゃあ、行こっか」

アベル「行くってどこに?」

川崎「もちろん、私の家だよ?」

アベル「だってさ、吉田?」

吉田「やったー」

川崎「吉田くんはダメだからね?」

吉田「そうじゃないとアベル、行かないけど」

川崎「........はあ、もういいよ」

アベル＆吉田「やったー」