もしもアベルとアテネが学校に行ったら(アベアテ) (ページ23)

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23、雑談ページ23

校門には、先生がいる。

しかし、その先生はかなりクセが強いのだ。

なんでも、「朝、寝坊したりして挨拶しない生徒」にドロップキックをかましている

なので、みんな。挨拶をするようにしよう

(ちなみに、児童虐待にならないかは不明)

「「おはようございます」」

声に気がついたドロップキック先生はこちらを向き、驚いたような顔をする。

「んん…ああ、おはよう…ってアベルはともかく、アテネ、今日は遅刻か？」

「いえ、今日は弱っちいアベルを介護していたので、遅れていただけです。」

「あ、ああ…そうか？」

「ってそれよりもだ、アベルに聞きたいことがある。」

「なんですか？ドロップキック先生？」

「お前はなぜ、背負われているんだ？」

「そりゃ、なぜって……まぁ…色々あったからですよ」

「違うわい、なぜ逆じゃないのか聞いているのだ？」

「と…いうと？」

「なんで、お前がアテネを背負わないんだ？こういうのは普通、男の役目だろ」

ああ、そういうことか…っていうか、時間やばい！！

「で、どうなんだ？」

「あのー、僕達は教室に遅刻しそうなので、先生…さようならです！」

といって、アベルは質問から逃げた

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「はぁ…はぁ…なんとか間に合った」

なんか、アテネには今日、悪い気がしたからプリン1個、後であげよう

「おはようございまー…す？」

その瞬間、クラスの雰囲気が違うことに気づいた

吉田「なぁなぁ、アベル、今日は転校生が来るらしいぞ…しかも、
噂によると、超絶美人らしいんだ！」

「へー」

適当にあしらいながら、席に座る

吉田「あれ、アベルどうしたのか？熱でもあるのか？」

「ねーよ、よくよく考えれば、モブごときに振り向くことはありえないと思ってな」

吉田(モブ)「いやいや……昔から幼なじみで、そして今日、奇跡的な出会いがあったとしたら…」

「という、妄想をしているんだね。わかります」

(でも……そんなアニメの展開でもあったら…いやあるはずない)

「ちなみに、容姿はどうなんだ？」

吉田「実はな……なんと、珍しく銀髪なんだよ！」

ん？

いやなよかんがあるのはきのせいか。

「身長は？」

「先生からくすねてきた個人情報表によると…150ぐらいらしいよ」

(あ…そいつだ…学校が遅刻する原因になったやつだ)

と考えたときに、ちょうど先生が来た。